斬新なアート表現と生命力!フィリピンの「今」が見られる「The Hope & The Dream in Filipino - Section III」』で紹介したように、フィリピン共和国の「今」をとらえた写真展が東京・銀座にあるリコーフォトギャラリーRING CUBEで開催中だ。

写真展では、都市開発の裏側で貧困をものともせず前向きに生活する人々の様子や宗教行事の熱狂を報道のように表現して作品がある一方、斬新なアートを写真の世界へ大胆に取り入れた作品など、フィリピンの写真作家の熱い息吹の「今」が紹介されている。

RING CUBEでは3名の作品を展示しているが、もっとも注目すべき写真家は、若干19歳という若さで大抜擢された ジェロイ・マリガヤ・コンセプション(Geloy Maligaya Concepcion)氏だ。

彼が一体どのようにして選ばれたのか、19歳とは思えない重厚で力強い作品は、どこから生み出されているのか、初来日されたジェロイ氏にお話をうかがった。

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