AMDのハイパフォーマンスGPUである「Radeon R9 295X2」を搭載するSapphire Technologyのグラフィックスボード「R9 295X2 8G GDDR5」が登場した。ハイエンドGPUであるRadeon R9 290Xを1枚のカードに2つ搭載しているモンスターカードだ。



■AMDのRadeon Rシリーズの最高峰「Radeon R9 295X2」
先述したように「R9 295X2 8G GDDR5」は、最大1,018MHzで動作するRadeon R9 290Xに相当するGPUを2基搭載、2,816ユニットが2基、計5,632ユニットのストリームプロセッサーでテクスチャーユニット数は176基。メモリーは、5GHz動作のGDDR5メモリーを合計8GB搭載。512ビットのメモリーインターフェイスでGPUに接続されており、1GPUあたり320GB/秒の帯域幅を持つ。

AMDのGraphics Core Nextアーキテクチャを採用し、28nmプロセス技術で製造される。3DAPIとしてDirectX 11.2、AMDのMantle、AMD True Audioに対応する。4Kディスプレイで、存分にゲームがプレイ可能なパフォーマンスを持つ。

■GPU冷却に水冷ユニット搭載
冷却機構には、ポンプ一体型のヘッドと120mmファンを備えるラジエータを搭載した水冷ユニットを採用している。背面には各コンポーネントの冷却をサポートする金属製のバックプレートも備えており優れた冷却性能により、性能を余すことなく引き出せるようになっている。モンスターカードだけに電源は、このカードだけで500ワットが必要になるため650ワット以上の電源が必要だ。

さらに水冷ユニットを装着できるスペースも必要なのでミドルタワー以上のPCケースが必要になる。モンスターカードだけに価格もモンスター級、市場予想価格ながら20万円前後と、ちょっとしたPCなら数台購入できる価格になっている。

■製品情報
メーカー:Sapphire Technology
製品名:R9 295X2 8G GDDR5 PCI-E DVI-D / QUAD MINI DP
型番:SA-R9295X2-8GD5R00/21234-00-40G
発売時期:4月21日予定
予想市場価格:20万円前後


R9 295X2 8G GDDR5 PCI-E DVI-D / QUAD MINI DP
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