進化の激しいPC関連技術におてかなり長い間使われ続けたが、現在では不要になりつつあるインターフェイス規格がある。レガシーポートと呼ばれるインターフェイス類がそれで、アナログRGBやパラレルポート(IEEE1284セントロニクス)、そしてRS-232Cのシリアルポート、キーボードとマウスを接続するPS/2ポートといったモノだ。こうした規格は、8ビットや16ビットOS時代に登場した規格なため、Windows XP以降のOSで使うと転送速度が遅すぎて使い物にならなかったり、プラグ&プレイに対応できなかったりといったことがある。



ただし、古いアナログ計測機器は制御用のPCがMS-DOSだったり、Linuxの専用カスタマイズだったりということもいまだあったり、そもそもそういったワンオフの機器は、代替えが利かなかったりすることがほとんどだ。また、古いMIDI機器などではゲームポートをUSBに変換するアダプターがきちんと動作してくれずに利用できないといったこともあったりする。PCIに接続するMIDIポート搭載のサウンドカードに加えてWindows XPでDTM環境を構築している人もいるだろう。以外とレガシーポートを必要とされることは、まだまだ残っているわけだ。

パラレルやシリアルのレガシーポートを搭載する。


そうしたユーザーでもHaswellこと第4世代Intel Core iを搭載してキビキビ動作するPCを使うことができるマザーボードが登場した。それがチップセットにIntel B85 Expressを搭載したMSIのmicroATXマザーボード「B85M-P32」だ(取り扱いはアスク)。「B85M-P32」は、インテルの第4世代Core iシリーズ対応のmicroATXマザーボードで、MSI独自の高品質基準「ミリタリークラス4」に準拠。最大のポイントがパラレルポート(IEEE1284セントロニクス)、RS-232Cシリアルポート、PS/2ポート×2、PCIスロットとレガシーインターフェイスを装備しているところだ。レガシー対応ながら最新のUSB3.0も搭載するなど、最新機器も利用可能だ。市場予想価格も8,480円前後と購入しやすい価格になっている。

■製品情報
メーカー:MSI
製品名:MSI B85M-P32
型番:B85M-P32
発売時期:7月26日
予想市場価格:8,480円前後


MSI B85M-P32
アスク

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