本日、ASUSより新しいAndroidタブレットとなる「ASUS MeMO Pad HD7」が発表された。幸運にもほぼ製品版同様の「ASUS MeMO Pad HD7」ミルキー・バニラ(ホワイト)モデルに触れる機会を得たので、その実際に使った印象をお伝えしよう。
■サイズはほぼNexus 7と同じ
ASUS MeMO Pad HD7のサイズは196.8(幅)mm×120.6(奥行き)mm×10.8(厚さ)mmで重さは約302gだ。198.5(幅)mm×120(奥行き)mm×10.45(厚さ)mmで340~347gのNexus 7とサイズ的には、ほぼ同じだと言っていいだろう。可搬性や持ち歩いての利用等に関しては、Nexus 7同様に手軽に持ち運べるサイズと重さであると言っていいだろう。
■Nexus 7との違いをチェック
それでは、Nexus 7とどういった部分が異なるのか見てみよう。まずはmicroUSBやイヤホンジャックの位置。Nexus 7は本体の下部に設けられていたがASUS MeMO Pad HD7は、本体の上部に設けられている。ディスプレイ下部に「ASUS」のロゴが書かれているため、タブレットスタンド等に立てた場合、ASUSロゴが逆になってしまう。ただ画面回転が可能なので利用に支障はない。見た目にこだわる人は、そうした点があることを理解しておくといいだろう。
また、本体左側の側面にmicroSDスロットが用意されている。これは大変うれしい機能だ。Googleはストレージ等の拡張を好ましいとは考えていなかったためNexus 7では、内蔵ストレージがすぐにパンクしてしまうという問題があった。しかし、ASUS MeMO Pad HD7であれば32GBまでのmicroSDを利用できるのでストレージが満杯なんてことはなくなった。なお本体背面側下部に内蔵スピーカー(ステレオ)から音が出るようにスリットがきざまれている。
■性格が異なる2製品、ただネットやWebメインならASUS MeMO Pad HD7がおススメ
タッチパネルの反応は上々でもっさりした感じはいっさいなかった。搭載するCPUはMediaTek MTK8125だ。クアッドコアで駆動周波数は1.2GHz、これに1GBのメモリーを搭載する。インカメラは120万画素、そしてアウトカメラが500万画素である。Nexus 7では使えなかったアウトカメラ搭載は、結構頑張っていると言えるだろう。
グラフィックスはPowerVR SGX 544となっており、Nexus 7のTegra 3と比べると、若干パフォーマンスが落ちるもののWebの閲覧やビジネス文書の修正、メールのやり取りといった作業であれば、ストレスなくサクサクと進めることができた。
また、Nexus 7のmicroUSBはOTG(On-The-Go)に対応していたためUSBホストとしての利用が可能だった。OTGケーブルを使ってマウスを接続できた。またUSBやメモリーカードスロットを持つ多目的なUSB機器などを使って外部ストレージからデーターを読み取ったりといったことができた。同じようにOTGケーブルなどを試してみたが、残念なことにUSBホストには、現状ではなれないようだ。
またNFCに非対応なので、オサイフケータイ系のアプリ等も利用できない。なお、Nexus 7用のカバーケースに試しに入れてみたところベストフィットであった。アウトカメラを利用しないというのであれば、こういった製品の流用も可能だ。
以上のようにMeMO Pad HD7を紹介したが、Nexus 7と比較して、CPUパワーやグラフィックス性能を追求したいと言うのであれば、Nexus 7をおススメしたいがストレージを増やせたり、アウトカメラが使えたりと、より自由度の高い製品がMeMO Pad HD7であると言える。ストレージ16GBモデルで同じ19,800円でもそのコストパフォーマンスは、Nexus 7以上と言っていいだろう。
■おもなスペック
※1利用可能な新しいプラットフォームへのアップデートがある場合、ホーム画面上に更新通知メッセージが表示されます。メッセージの指示に従いアップデートを実行する事で、プラットフォームのバージョンを最新にする事が出来ます。製品の生産時期により、記載されているプラットフォームより新しいバージョンが搭載されている場合があります。
※2メモリーの増設や交換は不可能です。予めご了承ください。
※3eMMCの増設や交換は不可能です。予めご了承ください。
※4システム領域が存在するので、上記の容量すべてがユーザー使用可能領域とはなりません。
※5 輝度100nits(100cd/m2)、720Pの動画を連続再生した場合の自社調べです。ただし、使用環境や設定などによって記載時間と異なる場合があります。
※6 USB ACアダプターセットには、USBチャージャー、microUSBケーブルが含まれています。
●ユーザー自身によるバッテリーの交換はできません。バッテリー交換についてはコールセンターにお問い合わせください。
●同梱品、及び専用オプション以外の動作は保証外です。
●GooglePlayでの有料アプリケーションのダウンロードには、クレジットカードが必要です。
●プリインストールされているアプリケーション以外の動作はサポート対象外です。
●詳細なユーザーマニュアルはASUSサポートサイト(http://support.asus.com.tw/)からダウンロードしてください。
●Googleアカウント等で作成されたデータは、ASUSでは保証しません。
■ASUS
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■ASUSに関連した記事を読む
・Nexus 7の弟分登場 ASUSより7インチのAndroidタブレット「ASUS MeMO PadTM HD7」
・ASUSからPC3機種登場 ASUSよりHaswell搭載ハイエンドデスクトップなど3機種
・2013年ASUSのテーマは”トランスフォーム” 続・COMPTEXでお披露目されたASUS製品
・2013年ASUSのテーマは”トランスフォーム” COMPTEXでお披露目されたASUS製品
・COMPTEX TAIPEI始まる Haswell解禁で例年以上に盛り上がるCOMPTEX
ASUS MeMO Pad HD7のサイズは196.8(幅)mm×120.6(奥行き)mm×10.8(厚さ)mmで重さは約302gだ。198.5(幅)mm×120(奥行き)mm×10.45(厚さ)mmで340~347gのNexus 7とサイズ的には、ほぼ同じだと言っていいだろう。可搬性や持ち歩いての利用等に関しては、Nexus 7同様に手軽に持ち運べるサイズと重さであると言っていいだろう。
左がNexus 7、右がASUS MeMO Pad HD7 |
本体裏側、左がNexus 7、右がASUS MeMO Pad HD7 |
重ねてみたところ。下がNexus 7で上がASUS MeMO Pad HD7 |
■Nexus 7との違いをチェック
それでは、Nexus 7とどういった部分が異なるのか見てみよう。まずはmicroUSBやイヤホンジャックの位置。Nexus 7は本体の下部に設けられていたがASUS MeMO Pad HD7は、本体の上部に設けられている。ディスプレイ下部に「ASUS」のロゴが書かれているため、タブレットスタンド等に立てた場合、ASUSロゴが逆になってしまう。ただ画面回転が可能なので利用に支障はない。見た目にこだわる人は、そうした点があることを理解しておくといいだろう。
また、本体左側の側面にmicroSDスロットが用意されている。これは大変うれしい機能だ。Googleはストレージ等の拡張を好ましいとは考えていなかったためNexus 7では、内蔵ストレージがすぐにパンクしてしまうという問題があった。しかし、ASUS MeMO Pad HD7であれば32GBまでのmicroSDを利用できるのでストレージが満杯なんてことはなくなった。なお本体背面側下部に内蔵スピーカー(ステレオ)から音が出るようにスリットがきざまれている。
上部側にmicroUSBポートとイヤホンジャックが設置されている。 |
左側面にmicroSDスロットが用意されているSDHCの32GBまで搭載できる。 |
右側面に電源および音量調整ボタンがある。 |
背面側下部のスリットは内蔵スピーカー(ステレオ)だ。 |
■性格が異なる2製品、ただネットやWebメインならASUS MeMO Pad HD7がおススメ
タッチパネルの反応は上々でもっさりした感じはいっさいなかった。搭載するCPUはMediaTek MTK8125だ。クアッドコアで駆動周波数は1.2GHz、これに1GBのメモリーを搭載する。インカメラは120万画素、そしてアウトカメラが500万画素である。Nexus 7では使えなかったアウトカメラ搭載は、結構頑張っていると言えるだろう。
グラフィックスはPowerVR SGX 544となっており、Nexus 7のTegra 3と比べると、若干パフォーマンスが落ちるもののWebの閲覧やビジネス文書の修正、メールのやり取りといった作業であれば、ストレスなくサクサクと進めることができた。
また、Nexus 7のmicroUSBはOTG(On-The-Go)に対応していたためUSBホストとしての利用が可能だった。OTGケーブルを使ってマウスを接続できた。またUSBやメモリーカードスロットを持つ多目的なUSB機器などを使って外部ストレージからデーターを読み取ったりといったことができた。同じようにOTGケーブルなどを試してみたが、残念なことにUSBホストには、現状ではなれないようだ。
またNFCに非対応なので、オサイフケータイ系のアプリ等も利用できない。なお、Nexus 7用のカバーケースに試しに入れてみたところベストフィットであった。アウトカメラを利用しないというのであれば、こういった製品の流用も可能だ。
Nexus 7用のケースカバーに入れてみる。 |
まったく違和感なく、あつらえたように収まっている。 |
Nexus 7向けの周辺機器類が流用できるかもしれない。 |
現状ではUSBホスト機能について確認できてないため、この手の機器は使えない。 |
以上のようにMeMO Pad HD7を紹介したが、Nexus 7と比較して、CPUパワーやグラフィックス性能を追求したいと言うのであれば、Nexus 7をおススメしたいがストレージを増やせたり、アウトカメラが使えたりと、より自由度の高い製品がMeMO Pad HD7であると言える。ストレージ16GBモデルで同じ19,800円でもそのコストパフォーマンスは、Nexus 7以上と言っていいだろう。
■おもなスペック
製品名 | ASUS MeMO PadTM HD7 | |||||
型番 | ME173-BL16 | ME173-WH16 | ME173-GR16 | ME173-PK16 | ||
本体カラー | ベリーベリー・ブルーベリー (ブルー) | ミルキー・バニラ (ホワイト) | スプラッシュ・レモン (グリーン) | ファンキー・ストロベリー (ピンク) | ||
プラットフォーム ※1 | Android™ 4.2.1 | |||||
プロセッサー | プロセッサー名 | MediaTek MTK8125 | ||||
動作周波数 | 1.2GHz | |||||
メインメモリ | 搭載容量 ※2 | 1GB | ||||
仕様 | DDR3LM | |||||
表示機能 | 液晶ディスプレイ | 7型ワイド TFTカラータッチスクリーンIPS液晶 (LEDバックライト) | ||||
解像度 | 800×1,280ドット (WXGA) | |||||
グラフィックス機能 | PowerVR SGX 544 | |||||
記録装置 | eMMC ※3 ※4 | 16GB | ||||
ASUS WebStorageサービス | 16GB (1年間無料体験版) | |||||
サウンド機能 | スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 | ||||
マイク | アナログマイク内蔵 | |||||
Webカメラ | 120万画素Webカメラ内蔵 (インカメラ) 500万画素Webカメラ内蔵 (アウトカメラ) | |||||
センサー | GPS、電子コンパス、加速度センサー、磁気センサー | |||||
通信機能 | 無線LAN | IEEE802.11b/g/n | ||||
Bluetooth機能 | Bluetooth 4.0 | |||||
入力機能 | ポインティングデバイス | 10点マルチタッチ・スクリーン(静電容量方式) | ||||
インターフェイス | USBポート | microUSB×1 | ||||
カードリーダー | microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード | |||||
オーディオ | マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 | |||||
電源 | USB ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー | |||||
バッテリー駆動時間 ※5 | 約10時間 | |||||
バッテリー充電時間 | 約4.5時間 | |||||
消費電力 | 最大約7W | |||||
サイズ | 幅196.8mm×奥行き120.6mm×高さ10.8mm | |||||
質量 | 約302g | |||||
保証期間 | タブレット/タブレット内蔵バッテリー/USB AC アダプターセット ※6 :購入日より12ヵ月間の日本国内保証 | |||||
主な付属アプリ | アプリのバックアップ(インストールしたアプリ作成したデータをバックアップ出来るアプリ) App Locker (アプリの起動をパスワードでロックできるセキュリティーアプリ) ASUS Artist (写真や画像の加工が出来るアプリ) ASUS Splendid (画質の調整が出来るアプリ) ASUS Story (簡単に写真編集やアルバムが作成できるアプリ) AudioWizard(音質の調整が出来るアプリ) ASUSスタジオ(写真や画像の管理が出来るアプリ) Booklive!Reader(電子書籍を購入・閲覧するアプリ) SuperNote Lite (キーボード入力だけでなく手書き入力も出来るメモアプリ) Yahoo!ブックストア(電子書籍を購入・閲覧するアプリ) | |||||
主な付属品 | USB ACアダプターセット※6、製品マニュアル、製品保証書 |
※2メモリーの増設や交換は不可能です。予めご了承ください。
※3eMMCの増設や交換は不可能です。予めご了承ください。
※4システム領域が存在するので、上記の容量すべてがユーザー使用可能領域とはなりません。
※5 輝度100nits(100cd/m2)、720Pの動画を連続再生した場合の自社調べです。ただし、使用環境や設定などによって記載時間と異なる場合があります。
※6 USB ACアダプターセットには、USBチャージャー、microUSBケーブルが含まれています。
●ユーザー自身によるバッテリーの交換はできません。バッテリー交換についてはコールセンターにお問い合わせください。
●同梱品、及び専用オプション以外の動作は保証外です。
●GooglePlayでの有料アプリケーションのダウンロードには、クレジットカードが必要です。
●プリインストールされているアプリケーション以外の動作はサポート対象外です。
●詳細なユーザーマニュアルはASUSサポートサイト(http://support.asus.com.tw/)からダウンロードしてください。
●Googleアカウント等で作成されたデータは、ASUSでは保証しません。
■ASUS
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■ASUSに関連した記事を読む
・Nexus 7の弟分登場 ASUSより7インチのAndroidタブレット「ASUS MeMO PadTM HD7」
・ASUSからPC3機種登場 ASUSよりHaswell搭載ハイエンドデスクトップなど3機種
・2013年ASUSのテーマは”トランスフォーム” 続・COMPTEXでお披露目されたASUS製品
・2013年ASUSのテーマは”トランスフォーム” COMPTEXでお披露目されたASUS製品
・COMPTEX TAIPEI始まる Haswell解禁で例年以上に盛り上がるCOMPTEX