先日登場したシングルチップでは最高性能を誇るNVIDIAの新GPU「GeForce GTX TITAN」。各社から続々と搭載カードが登場してきている。メモリー容量がなんと6GB(GDDR5)、GPUコアクロックが837MHz(最大876MHz)、2688ユニットのCUDAコアで14ユニットのSMXを構成するKeplerアーキテクチャ最高峰のGPUである。

NVIDIAのリファレンスカードと瓜二つ。


昨日、MSIもGeForce GTX TITAN搭載カードである「NTITAN-6GD5」を発表した(取り扱いはアスク)。実売価格で135,000円と、かなり値段の張る製品となっている。よく見て欲しいのが先日紹介したZOTAC製のカード「ZOTAC GeForce GTX TITAN」と瓜二つに見えることだ。

例えば、機能的にはDVI×2、HDMI 1.4a、DisplayPort 1.2を用いた4画面出力をサポート。カード1枚で3台までの3D対応ディスプレイへ3D表示が行える「3D Vision Surround」のサポート。そして垂直同期時のディスプレイのリフレッシュレートを引き上げる「Display Overclocking」対応といった感じで機能的にも変わらない。

これ、ZOTACとMSI製のカードでNVIDIAのリファレンスドライバー「ForceWare」を導入している状態では、まったくパフォーマンス的に変わらないだろう。となると何を基準にしたらいいのか? 最優先すべきは価格、そしてメーカーの保証、最後が独自のユーティリティだろう。たとえばMSIの場合は動作クロックや温度、ファン回転数などを監視したり、オーバークロックやファン回転数などの制御が行えるMSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」が付属している点だ。おいそれと13万円も出すわけにはいかないが、もし購入するつもりなら、こうした違いをチェックするようにしたい。

◆製品情報
メーカー:MSI
製品名:MSI NTITAN-6GD5
型番:NTITAN-6GD5
発売時期:3月8日
予想市場価格:135,000円前後



MSI NTITAN-6GD5ページ
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