kobo新端末で読書革命は続く!楽天がkoboの新端末を発表!」で紹介したように、楽天は、新しい電子ブックリーダー「kobo glo」「kobo mini」の2機種を日本市場に投入することを発表。

koboに関しては、蔵書数水増し、セットアップ不手際等紆余曲折、いろいろありすぎて電子書籍市場への戦略としてどうなのか? といったことも当然あるのだが、どれだけ戦略マズかろうが優れていようが、投入される端末に魅力がなければ、ユーザーはついてこない。

Googleのタブレット端末、Nexus 7やNexus 10、iPad miniや第4世代iPad、AmazonのKindleシリーズの日本市場投入、BookLive!専用端末「Lideo」さらにeBook Japanが開発中のAndroid端末といった具合にkoboのライバルは非常に多い。

ライバル登場や新機種の発売に伴い、従来モデルである「kobo Touch」は7,980円から6,980円へと価格改定して購入しやすくなった。電子書籍のエントリーモデルとして購入を検討している人もいるだろう。

そこで今回は「kobo Touch」に関して、ライバル機を散々さわって来た現在、その魅力が失われていないかを再注目してみた。

■紙のような画面
「kobo Touch」は、E Ink社の電子ペーパー「Pearlディスプレイ」を搭載している。この「Pearlディスプレイ」は、ギラギラとしておらず目に優しい。またまぶしい太陽の下でも紙のように反射を気にせずに読書ができるし、長時間読んでいても目が疲れないようになっている。

画面はタッチパネルなので、指先による直感的な操作が可能だ。実際に触ってみると、画面に軽くタッチするだけで、ページをめくることができる。電車の中でつり革に捕まりながら、片手で読むことだって可能だ。

E Ink社の電子ペーパー「Pearlディスプレイ」を搭載した、電子書籍リーダー「kobo Touch」


■楽天ポイントが貯まる、使える
kobo イーブックストアでは、楽天会員IDを使用して電子ブックを購入できる。楽天で買い物をしたことがある人にはお馴染みの「楽天ポイント」が購入金額に応じて付加されるので、次に電子ブックを購入したり、楽天での別の買い物に使ったりすることができる。

楽天会員IDを使用して電子ブックを購入できる


■メモ&辞書で便利に使える
気になる言葉があるときには、その言葉を長押しすることで、編集ツールが表示される。読書をしながらお気に入りの箇所にコメントをつけたり、内蔵辞書でコメントを付けることができる。
内蔵辞書でコメントを付けることができる


以上のようにkobo Touchを見てきたが、ライバル登場でも本体価格が安くなった分、その魅力は失われていないと見ていいだろう。あとは楽天側のサービス向上への頑張り次第といったところだ。

楽天koboは、電子書籍の可能性を広げるための「読書革命」を合言葉に7月19日に日本で電子書籍サービスを開始。「koboイーブックストア」では、小説やエッセイ、ビジネス書、コミックなど幅広いジャンルの人気作品を取り揃え、日本の読者に電子ブックリーダーの楽しさを広めていく構えであるという。それが本当かどうかは、今後の展開にかかっているとみていいだろう。

「kobo Touch」製品情報
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