UQコミュニケーションズは、世界で初めてWiMAX 2方式のフィールドテストを実施し、モバイル環境において下り速度100Mbpsを超える無線通信に成功した。時速350kmという高速で移動中でも光ファイバー並みの通信速度を実現するために規格化されたWiMAX 2は、5月に標準化を完了していて、2013年の製品化を目指している。

2010年10月に、 CEATEC会場でUQが実施した有線接続環境で動態デモをしていた。そこでは、40MHz帯域幅を利用し、下り速度300Mbpsを超えるデータ通信を実現していたが、今回のデモは20MHz帯で行われた。

発表会会場では、CMキャラのガチャピンとムックがWiMAX 2をPR

40Mbpsの通信速度を持つWiMAX(IEEE802.16e2005)と互換性があるため、対応機器はWiMAX 2エリア外では全国15000局を超えるWiMAX屋外基地局を利用する。このため、サービス開始直後でも、全国規模のエリアでWiMAX 2対応機器が使えるのだ。

UQコミュニケーションズは5月に、UQは2.6GHz帯の電波を利用する実験試験局の免許を取得し、東京都千代田区大手町周辺で、WiMAX通信機器製造で実績のあるサムスン電子の協力のもと、世界で初めてWiMAX 2方式のフィールドテストを実施していた。

今回のデモでは、報道陣を乗せたバスが大手町周辺を周回し、移動中にWiMAX 2による100Mbpsを超える通信を実施した。今後、性能評価試験として、都心の屋外環境での大容量伝送速度やパフォーマンス評価(伝搬測定、モビリティ性能等)を実施していくとのことだ。

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