スマートフォン戦国時代に突入し、iPhoneに対抗してAndroidはラインアップを拡充し続けている。すでにAndroid2.3が明らかにされているが、今度はiPadに対抗するように新しいAndroidの開発が進んでいたのだ。

Verizon WirelessとMotorola Mobilityは、アメリカで開催されているCESにおいて、OSにAndroid 3.0 Honeycombを搭載したタブレット「Motorola XOOM」を発表した。Android 3.0 Honeycombは、タブレットのために設計されたGoogleの新OSで、ウィジェット、マルチタスクなどの機能を持っている。

「Motorola XOOM」は、10.1インチのワイドHDディスプレイ、1GHzのデュアルコア プロセッサーなどを搭載し、4G LTEにも対応している。
HDコンテンツに対応し、1080pのハイビジョン動画をHDMI経由で大型ディスプレイに映し出せる。前面には自分撮り用の200万画素カメラを持ち、Wi-Fiや3G、4G、LTEでビデオチャットができる。また、背面の500万画素カメラで720pのビデオ撮影が可能だ。

ジャイロスコープ、電子コンパス、加速度計といったセンサーのほか、3D表示が可能なGoogle Map 5.0に対応し、Android Marketからの何千ものアプリケーションや300万冊を超える電子書籍が利用できる。モバイルホットスポット機能を持ち、最大5台までのWiFiデバイスを接続可能だ。

Verizon WirelessとMotorola Mobilityは、「Motorola XOOM」を3G/WiFi対応機として2011年第1四半期に、4G LTE対応機として2011年第2四半期に投入を予定している。

iPhoneを追い詰めるまで好調なAndroidが次にiPadをターゲットにしはじめた。Android 3.0の登場で、タブレットでも台風の目となりそうだ。

Motorola Mobility

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