見るだけじゃ物足りない!NTTドコモの3D液晶は立体に触れる
CEATEC会場は3D一色といっていいぐらい。裸眼タイプや高精細タイプなど、さらに味付けを加えたモデルも数多く展示されていた。そのなかでも異色を放ったいたのがNTTドコモが参考出展していた「触る3D」だ。専用のペンを使って3D液晶に表示された立体に触れるからスゴイ。


その美しさは液晶を超えた!日立のMEMSシャッターディスプレイの威力
RGBにYをプラスしたり、240Hzで駆動させたり、最近、著しく進化を見せる液晶だが、液晶を使って光を制御するという基本的な構造は変わっていない。その構造を根本から見直して、まったく新しい機構を作り上げた日立製作所のMEMSディスプレイが、参考出展されていた。


液晶が自由自在にクルクル回転 富士通がダブルディスプレイ携帯端末を参考出展
折りたたみ、ストレート、スライド、回転とさまざまな形の携帯電話がある。すべて、使いやすさを追求したデザインだからこそ、今でも使われ続けている。富士通が参考出展した端末は、さらに一歩進めて、折りたたみタイプでダイヤルボタン側にもタッチ対応ディスプレイを備えるうえ、画面が回転することで、さまざまなスタイルで利用できるようになっている。


まるで「電脳コイル」の世界 NTTドコモ「AR Walker」でラクラクお出かけ
ライフスタイルにあった端末を提供するということが、最近のトレンドとなってきている。携帯電話では、防水、カメラ、テレビ向け機能を特化させた端末が登場している。このなかで、NTTドコモはCEATECで人の行動を支援する「AR Walker」を参考出展した。


なんだ背面があるじゃない!KDDIが背面インターフェースを参考出展
スマートフォンや電子書籍端末など、全面ディスプレイを採用した端末が増えてきている。その一方で、文字などを入力したいときには、画面にソフトウェアキーが表示されるタイプが多く、片手で端末を持ちながら、もう片方の手で文字を入力するなど、さまざまな問題がある。KDDIはこの問題を解決する背面入力インターフェースを参考出展した。


これはもうデジカメだ!「ルミックスフォン」登場
「EXLIMケータイ」や「Syber-Shotケータイ」といったカメラ機能を重視したケータイが人気を集めているが、パナソニックはCEATECでデジカメブランドのケータイ「ルミックスフォン」を参考出展した。


動きがかわいい 富士通から人に優しい子ぐま型ロボット登場
パソコンや携帯電話などデジタル機器に苦手意識を持っている人は、高齢者を中心に結構多い。このため、らくらくホンといった使いやすさにこだわった端末が人気を集めている。重要なのはインプットとアウトプット、つまりインターフェースがいかにフレンドリーにできているかだ。富士通が参考出展していた子ぐま型ソーシャルロボットは、単に人に優しいだけでなく、日常に溶け込むように生活を支援することを目指している。


PCの3Dも裸眼の時代へ 東芝がグラスレス3D対応dynabookを参考出展
メガネなしで3D映像が見られるグラスレス3D液晶テレビをCEATEC開催前日に発表し、注目を集めていた東芝が次の一手を放った。このグラスレス3DをPCへも展開する予定だ。展示されていたのは、長蛇の列ができていたグラスレス3Dの体験ゾーン内で、技術展示となっていた。発表済みのグラスレス3Dテレビと違い、CELLベースのプロセッサーベースのものか、専用チップ搭載のものか、詳細は明らかにしてくれなかったが、グラスレス3Dテレビと同様に9種類の画像を方向を変えて出しているとのこと。


待望の3D VAIOが登場 ソニーが3D対応PCに参入
NEC、富士通、東芝と、3D対応パソコンが次々に登場し、パソコンでも3D元年となった2010年、沈黙を守ってきたソニーがついにPCでも3Dの扉を開けた。ソニーはCEATEC JAPANの会場で、フルハイビジョン3D対応で、4倍速技術やLEDバックライトなどを採用したVAIOの3D対応モデルを技術参考出展した。


屋外で高速ネット ケータイの50倍近く速いWiMAX 2がもうすぐ登場
330Mbpsを超える通信速度を達成したWiMAX2。平均でも300Mbps以上と高速だ。メールから始まって、iモードなどのインターネット接続、そして着メロや着うた、動画配信と情報量が拡大し続けてきた携帯電話のコンテンツだが、その拡大にあわせて通信速度も高速になってきた。すでに数十Mbpsという速度をサービスが登場しているが、UQコミュニケーションズは、330Mbpsを超える、光ファイバー回線並の速度を無線で実現するWiMAX2のデモンストレーションをCEATECの会場で行っていたのだ。
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