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ねこ背との決別!

今週のお題「同級生」

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 私が40歳になった頃の話です…

 

 私は中学生の頃から“ねこ背”でした。

 

 親からも度々注意され、それでも直さないため、ねこ背を矯正するサポーターなるものを付けさせられた時もありました。

 

 そこまでして貰ったのに、私自身に直そうという意欲が全く無いまま、40歳を迎えてしまいました。

 

 ねこ背が健康にも悪いことも、散々知ってはいましたが…

 

 ある時、そんな私を一大奮起させる出来事が起きたのです。

 

 それは、長女の幼稚園で行われる父親参観会に向かう時のことでした。

 

 私は長女をママチャリの後ろに乗せて、のんびりと自転車をこいでいました。

 

 私と一緒に自転車に乗ることが珍しいのか、後ろの席では長女がはしゃいで、右へ左へと体を揺らしています。

 

 私は、バランスを取るために、一人で乗るよりもゆっくりした速度で自転車を運転してました。

 

 すると後方より「あらぁ、おじいちゃんと一緒で楽しいわねぇ」との声が聞こえ、女性が自転車で近づいて来ました。

 

 そして私達の自転車を追い越しながら、後ろの席の長女に笑いかけると、直ぐにその前にいる私を見て驚き、「あら…失礼…」と、スピードを上げて去っていったのです…

 

 人生で初めて“おじいちゃん”に間違えられた私は、相当のショックを受けました…

 

 しかしながら、その数分後、またまた後方より来た別の人に「おじいちゃんと一緒で楽しいわねぇ」と声を掛けられたのです…

 

 今度は私の方から振り向き、声の主を確認すると、私と目が合ったその方は、「すみません…」との言葉を残して、あっと言う間に私達親子の自転車を追い越して行きました。

 

 確かに私は薄毛であり、自転車ものんびりと漕いでいたのです。

 

 しかしながら、同級生でも同じように薄毛や頭が真っ白な友人も居るに居るのです。

 

 その日に着ていた服装だって、どちらかというと若者が着るような派手ものでした。

 

 それなのに1日で2度も“おじいちゃん”と間違われた…

 

 これは偶然ではなく後姿が完全に“おじいちゃん”なのだろう…

 

 自宅に帰ってその一件話すと、妻と長男は腹を抱えて大笑い。

 

 二人の一見の人に“おじいちゃん”と間違えられるなんて嘘のような出来事を、長女が「パパ、おじいちゃんって2回も言われたんだよ~」と笑いながら証言し、更に皆で大爆笑。

 

 散々笑われた後に、妻が一言…

 

 「姿勢が悪いから、おじいちゃんに間違えられるんだよ! お・じ・い・ち・ゃ・ん!」

 

 確かに年齢に関係なく、姿勢が綺麗な人は、幾つになっても若く見える!

 

 私は直ぐに書店に向かい、「ねこ背がスッキリ直る本」という書籍を購入してきたのに…

 

 

 


 

(おしまい)

本日もお読みいただきありがとうございます。




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