こんにちは、しろいるかです
2025年2月、冬の気嵐(けあらし)と大牧温泉を目当てに富山に行ってきました!

旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
富山駅~廻転とやま鮨~スターバックス富山環水公園店
宿泊:ルートイングランディア氷見 和蔵の宿
【二日目】
雨晴海岸(けあらし)~氷見港魚市場食堂~道の駅氷見~雨晴海岸(昼)~勝興寺
宿泊:大牧温泉
【三日目】
相倉合掌造り集落~菅沼合掌造り集落~五箇山旬菜工房いわな~岩瀬家~富山市ガラス美術館
富山駅
一日目は夕方出発し、夜に富山駅に到着です。新幹線で2時間は近い!

こっちは裏口的なほうなので、人通りはほとんどなかった。

富山と言えば海鮮!
人気の寿司屋、廻転とやま鮨でいただくことに。平日の閉店間際だったけど15分ぐらい待ちました。

確かにおいしい!
けど何も考えずに食べてたら一人5,000円は軽くこえてしまいそうです笑
値段を考えながら食べるのがもどかしい
スターバックス富山環水公園店
続いて、世界一美しいと言われるスタバへ。
世界一美しいといういわれはスターバックス社内のコンテストでの受賞だそうですが、そのコンテストが行われたのはどうやら3度しかないそう。しかもその3回とも日本のストアが受賞とのこと。
色々ありますが、そんなの関係なく美しかったらいいんです!

富岩運河環水公園という運河沿いの公園にあるスタバです。駅から歩いていっても15分ぐらいみたいです。
夜なので車を停められましたが、日中はかなり厳しいと思われます。

店内はガラス張りで、環水公園の景色を楽しむことができます。
席数は駐車場の数に合ったサイズ感で、それほど大きくありません。知名度に対してはかなり小さめな感じかな。

とりあえずいただく。

環水公園は日中も綺麗そうですが、夜はライトアップされるのがいいですね!
天門橋という橋を中心に、ぐるっと一周できるようになっています。

外から見たスタバ。2月中旬で大雪が降った後なので一面雪景色です。

対岸から見たスタバ。桜並木が桜色のライトアップがされていてすてきです。

桜の季節は日中も綺麗でしょうね!

運河へのリフレクションが綺麗。これは確かに世界一感ある。

環水公園自体も良い場所でした!
富山駅近いので、新幹線に乗るまでの時間つぶしなんかにも最適だと思います。
環水公園自体がすごく良い場所だね
ルートイングランディア氷見 和蔵の宿
さて、富山駅で車を借りて本日の宿へ。

氷見まではだいたい1時間弱。バイパスをずっと走る快適な道です。
ルートインといえば全国展開のビジホですね。通常のルートインに加えて少しランクの高いグランディア、さらにランクの高いグランヴィリオが存在しているみたいです。
グランヴィリオは以前泊まったことがありますが、確かにビジホというよりはシティホテルでした。
宮島のルートイングランヴィリオに泊まった記憶

今回はグランディア。ミドルクラスということですね。
ただ、だから泊まったというわけではなく、さらに別の理由があります…

お部屋は普通。めっちゃビジホでした。

部屋からの景色。市街地の奥に海が見えます!

泊まった理由とは、温泉。
実はこちらの温泉はかけ流し。おまけにアブラ臭が香る泉質抜群の温泉なのです。

男女ともに内湯と、露天の二種類だけのコンパクトな浴場でしたが、泉質の良さはさすがの評判通りです。ものすごく温まるし、アブラ臭が心地よい。濁り湯なのも最高ですね…。泉質マニアであればまず大満足だと思います。
ただ、設備自体が少し古びているのと、広い浴場だったりサウナがあったりするわけではないので好みが分かれるかもです。私は大満足でした!
この温泉たまんねぇ…
あらためて泉質って大事だなと認識した
雨晴海岸で気嵐(けあらし)
翌朝、日の出前に宿を出ます。冬なので6時ぐらいだったかな…。

宿から車で15分ぐらい。雨晴(あまはらし)海岸に到着です。
雨を晴らす、なんともいい名前…。
そのおかげかお天気も雲一つない快晴です。遠くに立山連峰のシルエットも見えていますね。

めっちゃレトロな赤い車体の電車がちょうど駆け抜けていく。

この電車と線路が雨晴海岸の風情をつくっているんですね。

さて、ここには単に朝日を見に来たのではなく、気嵐(けあらし)という冬特有の気象現象を期待してきました。
気嵐とは、朝になることで海水温があがり蒸発することで、川霧のように海面から湯気が立つように見える事象。
晩秋から春先にかけて、朝夜の寒暖差が大きくなる時期に発生します。
よくみると既に海面から煙がたっているような…?

女岩越しに立山連峰を望むベストスポットには写真を撮りに来た人たちが大勢いました。
冬の北陸は晴天率が非常に低く、これほど晴れることはほとんどないみたいです。貴重なチャンスに人が集まるのもわかりますね。

おぉぉぉ…!
朝日が立山連峰を超えて、雲の隙間から登ってきました。
気嵐も出ていて、女岩の周辺がかすんでいます。
信じられないほど幻想的な光景でした。

周囲をカモメたちが飛び回る声がまた良い。
風もなく、ゆっくりと海から霧があがってきます。

いや、きれいすぎる。

霧が濃くなってきて、ぼんやりとしてきました。
ここだけ現世ではなく幽世のような、現実離れした光景にただただ魅入りました。

話し声も少なく、周りの人たちも一心不乱にただ見つめていたり、シャッターを切ったり動画を回したりしています。

謎の一体感。

ひとしきり眺めて満足。そういえばいつのまにか立山連峰は見えなくなっちゃいましたね。

この線路、どこに続くのだろう。
雨晴海岸を後にします。
すごかったわ
氷見魚市場食堂
早朝起きてお腹も減ったので、ごはんを食べに行きます!

あのセピア色の光景はどこにやら、また15分ほど車を走らせて氷見漁港に来た頃にはすっかり朝になっていました。

氷見魚市場食堂は、なんと漁港の建物の中にあります!

恐る恐る入ってみる。

朝8時。ちょうど水揚げされた魚たちが選別されているところのようで、セリ自体は終わってしまったようですが、フォークリフトを使ってせわしなく運ばれています。

大漁の魚たちをおじさんたちが色々な場所に運んでる。
毎日この量が捌かれているのか…。

魚市場食堂は大人気店。回転は良いですが、それでも混雑必至です。8時でも30分は待ったので、10時以降に来ると1時間待ち以上はほぼ確実ではないでしょうか。

すべてのメニューについてくるあら汁。これは二人前です。

ほんとは寒ブリを食べたかった…!のですが、残念ながら1月下旬に終わってしまったみたいで、今は普通の刺身定食でした。

これ、どれもめっっっちゃ美味しい。新鮮さが違います。

さらに、寒ブリではないけどぶりカマ塩焼き定食。

これもやばいぐらい美味しい。ジューシーすぎる。
寒ブリの季節じゃないのにこれって、寒ブリだったらどうなってしまうんだ…。
新鮮なのは当然として…
油の乗り具合とか、身の締まり方が桁違いだった
寒ブリの季節はだいたい11月から2月初旬まで。水揚げされたぶりを鑑定師たちが見定め、条件を満たしたものだけがシールを張られ、氷見の寒ブリとして出荷されるそうです。氷見の寒ブリは一匹10万を超える値段でも取引されるんだとか。
道の駅氷見(氷見漁港場外市場 ひみ番屋街)
漁港の近くにある道の駅へ。

展望台があったので登ってみる。霧が晴れてきたのか、ここからでもうっすら立山連峰が見えます。

写真左手の黒い建物群がひみ番屋街と銘打った道の駅です。フードコートやお土産物、鮮魚店など結構多くのお店があります。

氷見は温泉も湧いてます。ルートインの源泉もどうやらここのものと同じみたい。足湯のある湯屋からは同じようなアブラ臭が香ってきました。

この源泉をかけ流しで提供している宿はほとんどなく、ルートイン以外で見つけられませんでした。唯一、宿ではないですがこの総湯でもかけ流されているそうで、時間が許せば入ってみたかった。
北陸地方の温泉地って、どこも外湯のことを総湯と呼ぶのが面白いですね。

なぜか惹かれて撮ったぶりかにばす看板。ここに来る目的が凝縮されてる。

実は氷見はハトムギも名産。ハトムギ茶があったり、ハトムギ餅もありました。
ハトムギ餅は香ばしくて美味しかったです。

こっちはハトムギソフト!これもなかなか良い味です。ほうじ茶的な感じ?
雨晴海岸(昼)
さて、時間帯を変えて再度雨晴海岸へ。
目的は、朝見られなかった立山連峰です。

すっかり明るくなり、早朝カメラマンたちが待機していた場所には誰もいません。

海につづく踏切って旅情をかきたてますよね。
さて、肝心の立山連峰は…

おおおぉぉー!!

やばい。綺麗すぎる。逆さ立山連峰まで映ってる。
天気が良いとこんなにクッキリ見えるんですね。山の上にも雲がない、快晴すぎる天気です。
朝も昼も絶景すぎる…!

目のまえにある道の駅雨晴の屋上展望台からの景色。カメラマンたちは日中こちらに移動しており、どうやら電車と立山連峰のコラボ写真を撮るのが目的みたいです。
みなバズーカのような高倍率レンズを構えて、電車の到着をいまかいまかと待ち望んでいました。

そうそう、日中の雨晴海岸は車を停めるのが至難の業です。
道の駅の駐車場のキャパでは到底たりないので、私たちは少し離れた場所にあるもみじ姫公園駐車場(無料)に停めました。歩いて10分ぐらいの場所かな。
雨晴海岸、朝も夜も違った表情で素晴らしい景色を見せてくれます。
冠雪した立山連峰が見られるのは6月ごろまで。冬の富山の悪天候を考えるとベストシーズンは3月~5月末ぐらいなんでしょうか。3月だとギリギリ気嵐も見られるのかな。
勝興寺
さて、このあとは船でしか行けない温泉で有名な大牧温泉に行くのですが、途中こちらのお寺に寄ってみることに。

レトロな商店街を抜けて坂を上がっていきます。写真はふりかえったところで、立山連峰がほんときれいです。

途中、すてきな洋館を見つけました。
高岡市の伏木気象資料館だそうで、わが国初の私立気象測候所なんだそうです。現在は役目を終え登録有形文化財になり、資料館として運営されています。

こちらが勝興寺。驚くほど大きなお寺です。

敷地も相当に広く、数多くの建物が残されています。
まず門を抜けて迎えてくれるのは鼓堂。

二条城の唐門のような豪華さ。実際に京都のお寺にあったもので、明治に譲り受けたそうです。

天から降った石…。
隕石なんでしょうか。

本堂はなんと国宝指定!
200年以上も前のもので、地方にあるお寺として破格の規模だそうです。

近づくとわかる、扉や柱に向けた精巧な彫刻が目を惹きます。

こちらの書院も国宝指定。
この地方における中心的なお寺だったそうで、戦国大名との結びつきも強く勢力を誇っていたようです。当時の隆盛を今に伝える立派なお寺でした。
氷見は温泉、寒ブリ、歴史と色々揃ってて楽しかったなぁ
なんといっても雨晴海岸の景色は忘れられないものになったね
過去の北陸旅行記事(山登りばっかりだった)