こんにちは、しろいるかです
2024年11月、茨城県の北部を中心に旅行をしてきました!

旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
水戸駅~炎神(アグニ)
宿泊:SPA&ごはん ゆるうむ
【二日目】
ショコロンファーム~慈久庵~竜神大吊橋~チームラボ幽谷隠田跡
宿泊:五浦幽谷隠田跡温泉
【三日目】
豊田りんご園~袋田の滝~弥満喜
宿泊:五浦観光ホテル本館
【四日目】
天心遺跡~天心記念五浦美術館~シーフードレストランメヒコ~大洗磯前神社~大洗マリンタワー
この旅のこれまでの記事
五浦観光ホテル 本館
福島県との県境に近い、五浦(いづら)。
景勝地として有名な五浦海岸ですが、実は県内屈指の名湯が湧いていました。
温泉街ではないので、温泉宿としては今回泊まる五浦観光ホテルがあるのみです。昔の造りを残す木造の「和風の宿 本館」と、近代的なつくりの「別館 大勘荘」がありますが、今回は本館の方に泊まってみました。
同じ宿で本館・別館とかあると迷うよね

立派な門構えです。

五浦観光ホテルの創業は90年ほど前とかなり古く、本館の建物も詳細な建築年は不明ですが、築50年以上は経過してそうな感じです。
登録有形文化財も狙おうと思えばいけそうな感じ?

夜の雰囲気とかも素敵ですね!ただよう老舗旅館感。
風格ある

ロビーはそれほど広くないですが、落ち着く感じです。お茶のサービスもありました。

ロビーからは渡り廊下を通って客室棟へ。

日本庭園を囲むように建物が作られており、海の眺望はないのですが、良い感じの庭を眺められます。

客室棟もなかなか雰囲気良さげな感じです。

部屋は和室一択。部屋によって若干広さや間取りに差があるみたいですが、ランクは変わりません。

和室二間と、広縁がついた間取りですね。

こちらのお部屋、なんと海も見えちゃいます。
建物のつくり的に海が見える部屋は限られてそうなので、良いお部屋を当ててもらったのかもしれません。少し良いお食事内容のプランにしていたからかも。
ちなみにこちらの宿には通常の和室のほか、特別室が一つだけあるのですが、なんと日本画家の木村武山の元別荘なんだそうです。別館にも特別室があり、そちらは横山大観の別荘なんだとか。
特別室は客室露天もついてて、大人数で泊まるのにピッタリみたい
別館 大観荘へ
さて、本館に宿泊者は別館の大浴場にも自由に入ることができます。(逆も同様)
とりあえず、別館の方に行ってみることに。

本館を出て右手へ。
もとは民宿もあったみたいですね。今は残念ながら廃業してしまったみたい…。

森のようなエリアを抜けて、奥にある建物が別館です。
都度お願いすればバスで送ってもらうこともできますが、歩いても5分ぐらいです。

立派なオブジェが。ここから駐車場の中をつっきっていきます。

別館に到着!

こちらの内部は大型旅館の趣です。

こちらも別館も結構古いみたいで、それなりの築年数がありそうです。

海もしっかり見えます。景色重視の場合は別館がおすすめですね。

とても立派な作品が飾ってありました。

あんまり案内ないですが、実は屋上に登ることもできます。

屋上からの景色は抜群です!

海の向こうに、(たぶん)いわきの街並みも見えます。

この荒々しい海岸の形状が美しく、景勝地たるゆえんですね。

屋上ではないですが、館内探検しているとより海岸に迫れる場所がありました。
ちょうど海岸線の突き出した場所に、岡倉天心の建てたという六角堂も見えました!
大浴場(別館:大観の湯)
さて、肝心の大浴場は別館のロビーに入ってすぐの場所から行けます。

長い廊下を進んでいくと…

夜はこんな感じ。気分が高まります。

少し離れた場所に専用の温泉棟が建てられていました。

夜も夜で良い感じの雰囲気。

男女入替になっており、こちらは特に景色の良い方です。(建物入って右側)

内湯、露天ともに、笹濁りの温泉がかけ流されてます。
そして、ほんのり香る鉱物油のような香り。泉質の良さが目でも鼻でも感じられます。

さらに、この景観が最高です。インフィニティ温泉ですね。
ダイナミックな岩壁と青い海。波の音も聴こえてきて、五浦の自然を体中で感じられるロケーションでした!

海が見えて、泉質の良いかけ流し温泉って意外に無いですよね。
良い景色を見ながら良いお湯に浸かる…
岩壁を打ち付ける波の音も良い…

本館・別館合わせると客室のキャパが結構あるので夜はちょっと混みあうかもしれません。特に夕食後は結構ごった返してました。
ロケーション的にも明るい時間帯が良いですし、チェックイン後すぐか、朝風呂がおすすめですね。かけ流される湯量はもともと豊富なのですが、その時間帯はお湯も特に新鮮で気持ちよかったです。
夕食

本館でのお食事は大広間でいただきます。
昔の宴会場みたいな感じで、なかなか立派なつくりです。

眺望こそないですがそれぞれの席も離れており、ゆっくり食べられました。

冬の茨城といえばやっぱりあんこう!
今回はあんこう鍋つきプランです。

まずは最初のセッティング。

先付三種ですね。

お刺身一式。

天ぷら。揚げたてのものでした。

金目鯛の煮つけです。ごはんが欲しくなるお味。

煮物はゆばが美味しい。

そして今回メインのあんこう鍋です!
通常は一人用鍋での用意らしいのですが、事前にリクエストしたら大きな鍋で用意してくれるみたいです。折角なので大鍋でお願いしました。
様々な部位が入ってましたが臭みも無く、あん肝を溶かしたスープもコクがあって、とても美味しいあんこう鍋でした。
北茨城では水を一切入れず、あん肝とみそのみを使い、具材の水分で煮たてて鍋にする、どぶ汁という漁師料理があるそうです。いつかどぶ汁も食べてみたいな。

最後はあさりの釜めし。固形燃料で火をつけてつくるやつです。

つけあわせは蟹味噌汁でした!

最後にデザート。ここだけ洋風で不思議な感じ。真ん中の黒いものはもっちりめの食感のチョコムースでした。
あんこう鍋プランは結構なボリュームでした。お腹を空かせて行って良さそうです!
あんこう鍋、美味しかった~
あん肝たっぷりでつゆも濃厚だったね
朝食
続いて朝食も。同じく大広間でいただきます。

朝食は簡素めな感じです。夜がしっかりめだったのでちょうどよいかも。
真ん中の五浦納豆が特徴的で、パッケージも凝っててご当地納豆みたいな感じ。さすが茨城ですね。

お魚は固形燃料で焼いていただきます!
大浴場(本館:五浦の湯)
そうそう、本館にももちろん大浴場があります。
実は別館とは泉源も違うみたいで、ホームページを見てみるとそれぞれ湧出温度が異なっていました。

ロビーの奥、客室棟に向かう廊下の手前を右側に進みます。

こっちもちょっとだけ通路を通り、温泉棟へ。

こっちは男女入替なしです。これは男湯のほうですね。

泉源は違うみたいですがベースは同じかな?笹濁りのお湯と、鉱物油の香り。
こちらも贅沢にかけ流されています。

露天は庭園を眺めながら入るつくりです。別館の大浴場と比べると景観はないですが、落ち着いて入れる良いお風呂でした。
人が少な目なので、夜入るのはこちらの方がおすすめかもですね。
内湯が新鮮で良かったな~
宿泊の感想と、本館か別館どっちが良いか
昭和の大型温泉ホテルな雰囲気も一部見え隠れするところはありますが、なんといってもお湯が素晴らしいし、あんこう鍋もとても美味しかった。温泉に関していえば、別館の大観の湯は泉質、景観のどちらも良く、今まで入った温泉の中でも心に残るレベルでした。
好みの問題ですが、泊まる分には本館の方がこじんまりと落ち着いていて好きな雰囲気です。お値段はどちらも同じなんですが、本館/別館指定プランでないと当日までどちらになるかわからないみたいなので、お目当ての方を指定した方が良さそうですね。
ただ、本館のほうはどうも毎日稼働していないみたいで、需要が多そうな日程だけ稼働させてるっぽい?休前日とかじゃないと泊まれないかもしれません。
天心遺跡
五浦観光ホテルの本館と別館のちょうど間にあるのが天心遺跡。
岡倉天心は、日本美術院を一時期五浦の地に移設したことがあり、晩年を五浦で過ごしてもいます。そうした遺構が残されているんですね。

岡倉天心の墓もあります。道路を挟んで向かい側なので、厳密には施設内ではないですが…。

天心遺跡自体は茨城大学の管理する施設になっているようで、時間外は門が施錠されています。

拝観料を支払い中へ。天心が晩年を過ごしたという母屋が残されていました。

こんな場所でゆっくりと過ごせたらいいな…

冬はちょっと寒いかもしれない。

家の外は海が見えます。

そして、天心が瞑想にふけったという六角堂。

震災の折に津波で流されてしまったのですが、しっかりと復元されています。

この景色を眺めながらの瞑想は捗りそうですね…。

五浦観光ホテルの別館の全貌もここから見ることができました。いくつもの棟が連なっており、迷宮のような作りですね!
天心記念五浦美術館
宿から少し歩きますが、車を置いて、散歩がてらこちらの美術館へ。

一応歩道はありますが、たぶん徒歩で来ることはあんまり想定されてないです笑

とても立派な美術館です。

中にはカフェもありました。

海の見えるカフェで一息。

11月だというのに歩くと暑いです。
テラス席で、しかもアイスコーヒーを頼んでしまった笑

結構広い美術館ですが、時間の関係もあって、岡倉天心記念室だけを見ました。作品というよりは、岡倉天心の紹介が中心で、15分ぐらいで見られる規模感です。
五浦はいいとこだった
景色も良いし、温泉にあんこうも最高だね
油臭のする温泉の思い出