知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
創業なんと1321年!?世界最古の宿泊施設も日本にある?
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
世界最古の宿、創業1321年の湯守
「世界最古の企業」が大阪の金剛組なら、「世界最古の宿泊施設」もまた、この日本に存在する。
山梨県の南アルプスを望む早川町にある慶雲館(けいうんかん)だ。
藤原鎌足の長男・真人が開湯したといわれ、その歴史は西暦705年(慶雲2年)にまで遡り、2026年現在、なんと創業1321年を迎えている。
藤原鎌足といえば、中大兄皇子とともに大化の改新を成し遂げた歴史上の超有名人である。
この驚異的な歴史は、2011年に「世界で最も古い歴史を持つホテル・旅館」としてギネス世界記録にも認定された。
西暦705年といえば、まだ平城京へ遷都(710年)する前の飛鳥時代。
これまた伝統と格式の桁が違う。
以来、一度も途切れることなく囲炉裏の火を絶やさず、湯を沸かし続け、客を迎え続けてきた。
その宿泊名簿(といっても歴史の教科書のような顔ぶれだが)には、驚くべき名がズラリと並ぶ。
武田信玄や徳川家康といった戦国・江戸の覇者たちが隠し湯として愛用。
また多くの歌人や作家も、この地で筆を走らせた。
ちなみに旅館の名前になっている「慶雲」は、創業当時の元号。
元号をそのまま旅館の名に冠し、1300年以上変えずに守り抜いていること自体が、まるで歴史のタイムカプセルのようである。
この宿の凄さは歴史だけではない。
2005年には掘削により、毎分1,600リットルという驚異的な湧出量を実現。
客室の風呂、シャワー、果ては給湯に至るまで、文字通り "すべてが源泉" という、世界でも類を見ない贅沢な造りになっている。
実は、慶雲館がギネスに認定されるまで「世界最古」とされていたのは、石川県の法師(ほうし)という旅館(西暦718年創業)。
世界一の座を日本国内の旅館同士で競い合っているという事実こそが、日本の老舗大国ぶりを何より雄弁に物語っているではないか。
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