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「好き」が開発の原動力に。プロダクト作りを牽引する新卒5年目エンジニアにインタビュー!

エンジニア兼プロダクトマネージャー(以下PdM)として、pixivの開発を担当するytoさんへ、仕事のやりがいやピクシブの好きなところなど、たっぷりお話を伺いました。

自己紹介をお願いします

2021年に新卒で入社し、現在は主にpixivの開発を行っています。入社時はエンジニアリングがメイン業務でしたが、現在は、フロントエンドエンジニアとして機能の追加・改修を行いつつ、PdMとして追加機能の企画立案から推進までを担当しています。直近では、2025年2月にリリースした「ログイン限定公開」機能や、2026年2月にリリースした新しい検索ページの開発において、メインPdMとして企画からリリースまで主導しました。

プログラミングを始めたきっかけはなんですか?

中学生の頃に読んだ児童書がきっかけです。読書を通じてプログラミングの面白さにのめり込み、独学で学び始めました。
大学では情報工学を専攻し、手描きアニメーションの制作支援について研究していました。テーマは、パースをあえて崩した非写実的な手描きの背景画に対し、3Dモデルなどの投影像を違和感なく合成する手法の構築です。 幼い頃からアニメが好きで、創作分野に興味があったため、この研究テーマを選びました。
プログラミング技術の基礎を学んだのはサークルでした。部内向けのWeb開発を通じて、初めて自分が制作したものを人に使ってもらう経験をしました。ユーザーである部員から直接フィードバックをもらったことは、今に繋がる貴重な経験となっています。

ピクシブへ入社した経緯を教えてください

pixivは小学6年生の頃からよく利用していました。入社を意識したのは、大学3年生のインターンシップで「pixiv小説コース」に参加したことがきっかけです。 職種による壁がなく、全員がフラットに意見を出せる環境に驚きました。そのときに「ここで働けなかったら就活をやめて大学院に進もう」と決意するほど志望度が上がりました。
また、ユーザー目線でさらなる可能性を感じる部分が多くあったことも魅力でした。私はpixiv小説を利用していましたが、当時はイラストに比べて小説機能は、まだ発展途上と感じていました。投稿時に選べる小説表紙の種類やレコメンド機能など改善できる余地が多くあると考えていました。ユーザーとして愛着があるからこそ、より良いサービスにしていくために作り手になりたいという気持ちで入社を決めました。

入社後はどのような業務からスタートしましたか?

最初の3カ月間はpixivFACTORYの開発チームでOJTを受け、開発の基礎を学びました。その後新卒に向けて行われる人事からのヒアリングで「小説が好き」という熱意が通じたのか、pixiv小説チームへの配属となりました。
当時は専任のフロントエンドエンジニアが不在だったこともあり、運良く希望が叶い、とても嬉しかったです。3年ほど小説の機能改善に関わったのち、2024年からpixiv全体に関わる開発を行っています。

これまでに印象に残っている仕事について教えてください

入社1年目に取り組んだ、pixivに投稿した小説を本にできる「pixivFACTORYでつくる」機能の開発です。このプロジェクトは小説チームだけでなく、pixivFACTORY、デザインを担当するコミュニケーションデザイン室、プロモーション担当など、様々な部署が連携するものでした。私は補佐として関わり、先輩PdMの仕事を間近で見つつ、デザイナーとの制作進行や他部署との調整業務を行い、大規模な開発の進め方を学びました。
その後、先輩から業務を引き継ぎ、機能アップデートを担当することになりました。ただ、リリースからしばらく経過した後は利用率が伸び悩み、機能の開発以上に、ユーザーに使ってもらう難しさを痛感しました。そこで改善策を練り、「選べる表紙」の追加や「シリーズをまとめて1冊の本にできる機能」を実装しました。その結果、ユーザーから「使ってみたい」という声をいただき、サービスの可能性を広げられたのは大きな達成感がありました。

ご自身が所属する開発Unitについて教えてください

メンバーは約20名で、そのうち約15名がエンジニアです。加えて、学生のアルバイトも数名所属しています。業務はプロジェクトごとにPdM1人、エンジニア2人、デザイナー1人のように少人数のチームで動きます。
リモートワークのメンバーが多いですが、テキストコミュニケーションが活発なので困ることはあまりありません。また、職種の壁が低いのも特徴です。エンジニアとPdMを兼務するメンバーが多く、投稿企画と連動してプランナーと仕事をするなど、職種を超えた連携が文化として根付いています。それぞれ単独では難しい企画や開発も実現できるため、プロダクトとしての選択肢が広がっています。

エンジニア業務の面白さはどこにありますか?

pixivならではの面白さは、ユーザーの多さと熱量の高さにあると思います。新機能に対してすぐにフィードバックが届く環境は、開発者として非常に励みになります。数値などの定量データと、ユーザーの声という定性データの両面から分析し、本当に求められている機能かどうかを確認できる点もやりがいのひとつです。
実際に、小説の既読管理ができる「作品の閲覧位置機能」のリリース後、読了率が向上していることが分かった時は嬉しかったです。単に機能を作るだけではなく、改善を見据えて効果計測が行えるのはこの仕事の醍醐味だと思います。

仕事をする上で心がけていることは?

ひとつは、情報を正しく残すことです。入社後、当時を振り返ったときに開発の意図が分かることの重要性を実感しました。機能追加や仕様変更の際に、その仕様に至った背景や結果などの経緯をドキュメントに記録しておくことを、チーム全体で意識して行っています。長年続いているプロダクトを正しく発展させるためには、過去の経験や意思決定のプロセスが大事な資産になります。
もうひとつは、チーム全体で良い仕事をすることです。そのために、お互いの専門性を尊重することを大切にしています。以前、熱意が先行するあまり、本来、任せるべき領域にまで踏み込んで意見してしまったことがありました。その反省から、それぞれの専門家を信頼して任せることの大切さを学びました。

ピクシブの好きなところを教えてください

自分の「好き」を共有しやすい空気があるところです。チーム独自の文化として、終礼の15分で「好きなもの」をプレゼンする時間があります。テーマはミステリー小説やSF作品、おすすめのキャンプ場など多岐にわたります。普段の業務では見えない意外な一面を知れるのが面白いです。
また、社内コミュニティの「z-活動」にもいくつか参加しています。部署の垣根を越えて、共通の趣味を持つ人たちと繋がることができる環境があるのはとても素敵なことだと感じています。

自身の趣味や創作活動が、仕事に活かされている面はありますか?

最近、熱中しているジャンルで小説の執筆を始め、約10年ぶりにpixivへ投稿しました。実際に投稿機能を使うことで、改めてユーザー視点での長所や改善点に気づくことができました。
また、創作文化全般が好きなので様々なコンテンツを楽しんでいて、他社のマンガアプリも活用しています。掲載されているマンガだけでなく、コメント欄のコミュニティの設計も非常に参考になります。
こうした趣味で利用しているサービスが仕事に繋がることは多いです。他社のプラットフォームを利用するときも、優れたUIやプロモーションがあれば開発のヒントにするなど、いちユーザーとしてコンテンツを楽しみつつ、常に開発者視点を持つようにしています。

入社5年を経て、仕事への向き合い方に変化はありましたか?

チームをリードする場面が増え、メンバーをサポートする役割が求められていると感じています。アルバイトやインターンのメンターも何度か担当しています。
一番の変化は、「人に任せることの重要性」を強く感じるようになったことです。以前は全ての業務を自分だけで完結させようとしていましたが、現在はメンバーの成長に繋がりそうな仕事は、積極的に任せるスタイルにシフトしました。
また、メンターの経験を通じ、後輩を引き上げたいという気持ちが強くなりました。自分だけの成果だけでなく、メンバーやチーム全体のことを考える時間が確実に増えています。

今後どのように成長していきたいですか?

これまでは既存のサービス改善に携わってきましたが、今は新規事業の開発に取り組んでいます。自分のアイデアを形にするために、事業計画の策定やインフラ設計、仕様検討を進めている段階で、学びが多くあります。
新規事業の推進は、これまでとは求められる能力が全く違うため、難しさを感じています。歴史ある既存のサービスとは違い、ミッションから自分で考え、強い意志でプロダクトを牽引しなければなりません。大変な日々ですが、やりがいも感じていて、リリースできた時には大きな達成感が待っていると信じています。

今後の目標を教えてください

小説機能の存在感を、より強めていきたいです。年々改善を進めていますが、可能性はまだまだあると思っています。長年開発に携わった経験を活かして、ユーザーにとって「自分の居場所、ホームのように感じられるサービス」を目指したいです。
個人としては、PdMとエンジニアとしてのスキルを磨き続けたいです。技術の進歩で、開発とプロダクトマネジメントの境界線はどんどん薄くなっています。だからこそ、「プロダクトを作るために必要な技術を網羅的に持っている人」を目指し、貢献の幅を広げたいです。

westenori
2023年10月に中途入社。広報を担当しています。大好きなものはカレーとお笑いです。



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