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CISSPは「意味ない」のか?現役専門家が語る本当の価値と、取得してはいけない人の特徴

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筆者名:城咲子(じょう せきこ)

情報システム部でセキュリティを担当している城咲子です。セキュリティに関する情報や日常の出来事(グチやボヤキ笑)などを発信していきます。(情報処理安全確保支援士/登録セキスペ/CISSP)

\ 好きなことば /

  • 最小権限の原則
  • 測定できなければ管理できない!
  • 失敗する可能性のあるものは、いずれ失敗する。

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「CISSPって、本当に取る意味あるの?」

情報セキュリティの分野でキャリアを考え始めると、必ずと言っていいほど目にする最高峰の国際資格、CISSP。しかし、その一方で高い受験料、膨大な勉強時間、そして合格後も続くCPE(継続教育単位)の維持といった負担の大きさから、こんな声が聞こえてくるのも事実です。

  • 「あれだけ苦労して取っても、給料は大して上がらないって聞いた…」
  • 「実務で直接役立つ知識じゃないから、宝の持ち腐れになるんじゃ…」
  • 「国内なら情報処理安全確保支援士で十分では?」

私自身、CISSPと登録セキスペ(情報処理安全確保支援士)の両方を保有し、日々現場でセキュリティと向き合っているからこそ、こうした疑問や不安を抱く気持ちは痛いほどよくわかります。

そこでこの記事では、現役のセキュリティ専門家である私が、巷でささやかれる「CISSPは意味ない」という声に、忖度なく、そして真正面からお答えしていきます。


▼この記事を読む前に

CISSP取得への道のりは、確かに平坦ではありません。しかし、正しい戦略を立てれば、乗り越えることは十分に可能です。


「意味ない」と言われる3つの理由と、それに対する私の見解

なぜCISSPは「意味ない」と言われてしまうことがあるのでしょうか。よくある3つの理由を挙げ、私の実体験に基づいた見解をお話しします。

理由1:給料がすぐには上がらない?

これは、半分本当で、半分は誤解です。

確かに、日本の多くの企業では「CISSP資格手当:月額1万円」といった制度が主流で、取得した翌日から給料が劇的に上がるケースは稀かもしれません。

しかし、CISSPの真の価値は、社内の資格手当ではなく、社外の「市場価値」を飛躍的に高める点にあります。特に、外資系企業やコンサルティングファーム、大手事業会社のセキュリティ部門などへの転職を視野に入れる場合、CISSPは非常に強力なパスポートとして機能します。

短期的な「資格手当」ではなく、キャリアの選択肢と生涯年収を上げるための戦略的投資と捉えるのが正解です。


▼より具体的な年収データに興味がある方へ

CISSP取得によって、どのような職種で、どれくらいの年収が期待できるのか。国内外のデータを基に、より詳しく解説した記事がこちらです。


理由2:実務で直接役立たない?

「CISSPの知識は概念的で、ファイアウォールの設定のような具体的な実務には役立たない」という意見もよく耳にします。

これもその通りで、CISSPで学ぶのは、セキュリティ全体を俯瞰し、**ビジネスのリスクに基づいて最適な判断を下すための「考え方(マインドセット)」**です。

キャリアが上がり、現場の担当者からチームリーダー、マネージャーへと視座が上がるほど、この「考え方」の重要性は増していきます。CISSPは、技術者からビジネスを守る戦略家へと成長するための羅針盤なのです。


▼「CISSPマインドセット」と試験の難易度

この独特な「マインドセット」が問われることこそ、CISSPの難易度が高いと言われる本質的な理由の一つです。CISSPが他の資格とどう違うのか、その難易度を徹底比較した記事もぜひご覧ください。


理由3:情報処理安全確保支援士があれば不要?

国内のセキュリティ資格の最高峰である「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」。私も保有していますが、CISSPとは役割と得意分野が明確に異なります。

  • 情報処理安全確保支援士: 国内向けの国家資格。「国内の守りの専門家」。
  • CISSP: 国際的な認定資格。世界中の専門家との「共通言語」。

どちらが優れているという話ではなく、活躍するフィールドが違うのです。そして、この両方を持つことで、市場価値の非常に高いハイブリッドな専門家になることができます。


▼あなたに最適な資格は?

CISSPや情報処理安全確保支援士が、数あるセキュリティ資格の中でどのような位置づけにあるのか。初心者からエキスパートまでの最適な学習順序を、以下のロードマップで示しています。


警告:こんな人にはCISSPは「意味ない」かもしれない

ここまでCISSPの価値を語ってきましたが、誰にでもおすすめできる資格ではありません。以下のような方にとっては、労力に見合わない「意味のない」投資になってしまう可能性があります。

  • ハンズオンの技術だけを極めたい人
  • キャリアアップや転職に興味がない人
  • 継続的な学習(CPE)が苦痛な人

自分自身のキャリアプランと照らし合わせ、本当にCISSPが必要なのかを冷静に判断することが重要です。

結論:それでも私がCISSPを推奨する理由

いくつかの注意点を挙げましたが、それでも私は、セキュリティ分野で本気でキャリアを築きたいと考える多くの人にCISSPの取得を強く推奨します。

その理由は、CISSPがもたらすものが、単なる知識や資格手当ではないからです。

  • キャリアの選択肢が爆発的に増える
  • 世界中の専門家と共通言語で話せる
  • 単なる技術者から、ビジネスを守る戦略家へと視座が高まる

「意味ない」という声は、CISSPの価値を短期的な視点や、一部分だけで捉えたときに生まれる誤解です。長期的なキャリア戦略の中に位置づけたとき、これほど強力な自己投資はないと私は断言します。


▼CISSPへの挑戦を決めたあなたへ

CISSPという資格の全体像や、8つのドメインにわたる広大な知識体系、そしてそれがもたらす戦略的価値について、より深く知りたい方は、こちらの完全ガイドで詳しく解説しています。ぜひ、あなたのキャリアプランの参考にしてください。




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