さ、バイクのエンジンをかけてと…キュルキュル
ドカドカドカッ‼ ドロドロドロドロ…
フンフフ~ン♬
…ん?
オイル警告灯が消えないーっ‼
普段はエンジン始動後に秒で消える警告灯。だけど今日はどうした訳か、いつまで経っても赤々と点灯したままです。
・一生に一度つくかつかないかの警告灯
あわてて点検窓を覗くと、オイルはちゃんと入ってます。
エンジンのオンとオフでオイルの液面位置は動くので、オイルポンプも問題なさそうだし…う~ん…
そ、そうだ!
油圧を検知するプレッシャースイッチが壊れちゃったんだ!
という訳で、スイッチを新品に変更してみたのですが…
やっぱり警告灯が消えないーっ!まるで眠らない街歌舞伎町のネオンのように、煌々と輝き続けています!
こうなったら仕方ありません。10年来お世話になっているバイク屋さんへ連絡です!プルプルプル…
「もしもし。1100EVOでお世話になっています、カオルでーす」
「ああ、カオルさん。いかがなさいました?」
「実は、オイル警告灯がいっかな消えなくて…」
「なるほど」
「爆発でもしたらどうしようかと…」
「爆発はしませんが、症状はどんな感じなのです?…ふむふむ…恐らく電装系統のトラブルだと思いますが、点検が必要ですので車体をご持参ください」
「持参…あの…乗ってっちゃったりなんかしたら…」
「オススメはしないとメカニックは言っております」
えーっ!自走不可~!バイク積んで運ぶしかないじゃ~ん!ちぇっちぇっ!
・軽トラトランポ以外に選択肢なし
家にある乗り物を見渡すと、バイクを積めるのは軽トラしかないー!
まず軽トラでトランポするには、当然バイクを荷台へ押し上げる必要があります。乾燥重量169kgと比較的軽めのバイクですが、一人で上げるのはイヤだなぁ…とブツブツ言いながらラダーレールや固定ベルトの用意をしていると、声を掛けてきた人物が。
見ると、私がバイクを取り回していると時々「面白れえオモチャに乗ってるじゃねぇか」「タイヤは隅までキチッと使ってからが本番だ」「俺はバイクで3回は死んでいる」なんて話しかけてくる、ご近所の俺も昔バイクに乗ってたおじさんじゃないですか!助かった~。
「バイクは片手で押せるもんだ」と話すおじさんに後ろから押して貰い、無事バイクを荷台へ上げる事に成功。「お前は生き残れよ...」と渋く語り続けるおじさんを尻目に、車体の位置を確認しギアを1速に入れます。
前方に向けてタイベルトを張りバイクの右側を固定します(カオル担当)
左側も同様に固定します(カヲル担当)
前輪をロープで固定します(昔バイクに乗ってたおじさん担当)
おじさん渾身の謎のロープワークですが、手伝ってくれた事に只々感謝です。サンキュー、おじさん!
・660CCで1100CCを運ぼう
荷台のバイクを出来るだけ揺らさないよう、こわごわ軽トラを走らせます。道中まだまだ長いな~...ヤダな~…
取りあえずローソンへ寄り
『メガアイスコーヒー』を購入します。これを飲み飲み、慌てずゆっくり行かなくちゃ…メガアイスコーヒーの量は500mlだったっけ…つまり500CCを飲みつつ660CCに乗って1100CCを運ぶって、プププ…え?
6/24まで100円引?税込220円ポッキリ?
超ラッキーじゃんー!
一気にテンション爆上がりけりとなり、意気揚々とエンジンを始動!颯爽と軽トラを走らせます!
カーラジオから流れるナイスな音楽を聴きながら(山間部は電波が途切れます)
5速マニュアルと小さなエンジンを駆使してグッドドライブ(山間部は動物の飛び出しに注意が必要です)
牧歌的~。やっぱり軽トラって最高~。
なんて車窓を流れる田園風景を眺めている暇なんてありません。バイクをトランポしている最中は、バックミラーで常に荷台を監視する必要があります。
・軽トラでバイクを運ぶには細心の注意が必要
もし荷台のバイクの揺れが軽トラの揺れと合っていなかったら、それは固定しているベルトやロープが緩んでいる証拠。大変に危険です!
ですから定期的に車を停めては、ベルト類の固定状況を確認しましょう。
グイグイ…ペシペシ…よかった大丈夫…ついでに背伸びもしてと…う~ん!
しかし今日も暑いな~。
暫くはバイク屋さんへ預かりとなるので、このバイクともしばしのお別れ。これからの梅雨時は乗らないからいいとして、暑い盛りの7月や8月もほぼ乗らないし…なんたって排熱がスゴイし…でも9月を過ぎれば長野はすぐに寒くなるし…じゃあいつ乗るのか?今でしょ!
などと林先生やカーネルサンダース、ときどき武藤敬司のポーズを織り交ぜながら軽トラを運転していると、いつの間にか店舗へ到着していたのでした。やったー!
じゃあまたねー。連絡を受けたら、すぐに軽トラで迎えにくるからねー。...あ
今度はバイクに乗って帰ればいいのか。