吉田塾では授業に来た際に必ず以下の2つをルーティーンをやってもらいます。
①毎日英作文確認テスト
②その場で音読
「毎日英作文」「毎日音読」の1週間の成果を確認するためです。さて、今週の「毎日英作文確認テスト」(=先週の課題全部)にこんな問題がありました。
和文英訳 このイスを借りてもいいですか。(英検4級レベル)
この問題、中1の英語が苦手な子だとこんな感じの答案がちょいちょいあります。
答案例 Can lend this chair?
まあ、こう書きたくなる気持ちはわかりますけど(笑)。
日本文 このイス を借りても いいですか。
答案例 this chair lend can
「を借りる」borrow を「を貸す」 lend と混同するのはあるあるですね。さて、この答案例の英文、最大の問題点は「主語」がないということです。「主語が無くて気持ち悪くない?」とよく指導者は言ってしまったりしますが、「だって日本語に主語が(明示されて)ない」のだから「日本語母語話者」的には気持ち悪くはないですよね。
ただし今書こうとしているのは英語なので、英文では(SNSでの1人称などを除いて)「原則として主語を入れる」ことにになっています。
ところが日本語では主語を入れると「そんな日本語、ネイティブは使わないよ」みたいな日本文になりがちです。
例えば、ラーメンを食べて「これはとても美味しいです。」とか、洋服屋さんで「私はこれを試着してもいいですか?」と言えば「外国の方かな?」と日本語ネイティブの方は感じるのではないでしょうか。
という訳で「主語を省略するケースが多い」日本語母語話者にとって「主語がない」という事態は割と自然なのです。
が、こと英語に関してはそれは許されません!特に和文英訳の問題では必ず「この日本文の主語は何だろう?」と少し立ち止まって考えてから英語に直していきましょう!
解答例 Can I borrow this chair?
ところで、中学生で英語が苦手という人はかなりの高確率で chair が書けません。「うちの子英語がい苦手で・・・」という保護者の方はぜひお子さんに「イスって英語で書いてみて」と言って確認してみて下さい。
See you tomorrow!