昨日、故あって「筑駒・開成・早慶附属高校合格者数No.1」を誇る早稲アカ(=早稲田アカデミー)さんで昨年実施された中3対象「第2回必勝選抜試験」の英語の問題を解きました。いやあ懐かしいですね!感想は一言で表すと「相変わらず!」でした。
「相変わらず」というのは早慶附属高校入試で「特有」というか「頻出」の文法・語法問題が多いな、ということです。
大問6 次の日本語を【 】内の条件に従って英語に直しなさい。なおピリオドなどの符号は語数に含まないものとする。
(2)今朝、彼は何も言わずに家を出た。
【条件1】He で初めて8語。(He も語数に含む)
【条件2】home, without, morning を順に用いる
(出典 早稲田アカデミー2023年第2回必勝選抜試験)
こんな感じです。想定解が1つあり、それ以外の解を排除するために条件が設定されています。求めている知識を有しているかを知りたいという狙いもありますし、なにより別解が無いと採点がラクなのです(笑)
答案例
(a) This morning, he said nothing and left his house.(9語)
(b) He left home without saying a word this morning.(9語)
(c) He left home without saying anything this morning.(8語)
本問の場合(a) (b) は意味的にも適切で、英文としても正しいのですが、条件を満たしていないので不正解となります。つまり想定解は (c) となります。この設問が象徴的ですが、早稲アカの英語の選抜試験は英語力だけを問うているものではないことが分かります。もちろん必要な英語力(≒知識)があることは大前提ですが、その上で「聞かれたことに正確答える」注意力、冷静さ、スピードも求められています。
では、なぜ単純に英語力を測る問題を出さないのか?理由は簡単で高校受験の英語の問題がそう(=純粋に英語力を測る試験に)なっていないから、ということに他なりません。なんといっても早稲アカさんの入試問題分析は素晴らしく、対象となる難関高校入試を研究し尽くしていて、その結果生まれてきたのがこの選抜試験や各種そっくり模試と言えるので。
ちなみに(1)はこんな問題でした。
(1)あなたは今までに何回オーストラリアに言ったことがありますか。
【条件1】9語
【条件2】many, ever, to を順に用いる
想定解 How many times have you ever been to Australia?
この想定解を見て「おやっ?」と思えた人はなかなか英語力がありますので自信を持って下さい!
See you soon!