昨年の振り返りはこちら。
振り返り内容が形式的になりつつあったので今年は自由に書き殴るスタイルでいこうと思う。
昨年の目標
昨年の振り返りの最後に抱負として挙げた項目がどうなったのか振り返る。
長期的なキャリアビジョンを語れるようになる
これはおおよそクリアになったと思う。1年前は解像度が高くなかったけど要するに仕事のやりたいことの軸を見つけたいという話だった。「いつまでにこれになりたい」という野望はないけれど、「自分の仕事のやりがいはこれだ」という軸なら整理することができた。詳しくは 自分のやりたい仕事をして、結果を出して貢献する - sora_ichigo のブログ に書いたのでこちらには書かないが、面白い問題に取り組み続け、解ける問題のサイズを大きくしていきたい。
年内に新居に引っ越す
これは達成済み。実は 1月時点ですぐに引っ越していた。賃貸更新料のハガキを見て翌日内見、その場で決定した。引越しといっても向かいのマンションに移動しただけなので気楽だった。部屋が広くなってオートロックがつき、線路から離れて静かになったので満足している。家賃が1.5倍になってしまったが、家計が改善したので以前よりも余裕を持って支払いができている。
友人と定期的に会う
これも変わらず達成できたと思う。6月には自身の結婚式を挙げたのでそこで学生時代の友達にたくさん会えたのも嬉しい。来年以降も関係性を大切にしていきたい。
継続する (読書、柔軟、Duolingo、日報、運動)
運動以外は継続できた。特に読書は自分の中で1番の趣味になっている。もともと本が好きだったが、今年は数だけでなく、今まで自分が手に取っていなかったような日本文学や翻訳小説にも挑戦できた。一度読んだだけでは理解できない本も多かったので、繰り返し読んでじっくり楽しみたい。
運動は全然達成できなかった。体重、健康はギリギリ維持か若干悪化。特にこのブログを書いている正月時点では正月太りをしてしまって情けない。Switch のリングフィットアドベンチャーを買ったのでこれを習慣化したい。
仕事の振り返り
2025年は忍耐の年になったと思う。昨年の振り返りに書いたが、自分は勉強にしてもスポーツにしても同じ場所に3年以上止まって努力し続けられなかったので、今の仕事も3年目で挫折してしまうかと危惧していたが、無事に乗り越えることができた。
「うまく行かずとも、長い目で見て欲張りすぎず忍耐する」という意識があったからこそ3年目を乗り越えられたと思う。また、じっと忍耐する中で自分の人生や仕事観について深く考える時間をとれたことで来年以降飛躍するための地盤が整ったようにも感じる。これは学生のころに済ませておくべき整理だったかもしれないが、学生の頃は何も考えず学び遊んでいたので仕方がない。
忍耐、と言いつつも実際には色々と仕事は進捗したし、昨年よりも任せられる仕事の責任範囲は1段階上がったのでこれは意外だった。特にプロジェクトリードからチームリードへの役割変化、自身の弱みであった課題発見に対する苦手意識が払拭できたことは今年の印象として大きい。課題発見の苦手意識を払拭したついでにプロジェクトマネジメントロールも担うようになり、これも自分で面白い問題を見出せる楽しみがあって良い。来年以降はより大きなインパクトを出せるように頑張ろう。
プライベートの振り返り
プライベートと一口に言っても色々な要素があるので切り分けて考えていきたい。
家庭については、おおよそ円満に言ったと思う。今年で結婚して1年、付き合って3年が経ったが出会った当初に比べたら非常に平和な生活が実現できていると思う。お互いがお互いに対する接し方を学んだことで喧嘩が本当に少なくなったと思う。家計も安定しているので良い。
個人としては (今に始まったことではないが) 短気の嫌いがあるのが良くない。表に出さないので指摘されることは少ないが、気に食わないことがあったり、疲れたりするだけで自分の内側では信じられないくらい感情が動いてしまう。これを人にぶつけてはいけないので、プライベートな分報に気持ちや考えを書き殴ったりして消化するようにしている。しかし、妻は一緒にいる時間が長い分、どうしても自分の気分の浮き沈みを感じさせてしまっていると思う。2人で外出している時に顕著で、家にいるときは幾分落ち着く性分なので外出する際は気をつけなくてはいけない。
趣味については、良い年になったと思う。特に本を読むのは楽しい。今年、最も印象に残ったのは三浦綾子の『氷点』という小説だった。実は5年前にも読んでおり、印象深かったので改めて読んでみたのだが、以前とは全く違う感じ方をしたので驚いた。以前はなんとなく「面白いな、好きだな」と思っていたのだが、今年読んでみると「これは (自分にとって) 恐ろしい小説だ」と感じるようになった。というのも、この小説の主人公である啓造がまるで自分の分身のように感じられたためである。この小説を読んだ人なら分かると思うが、啓造が自分であるというのは不名誉なことである。
小説の本質は代理経験なので、第三者視点で俯瞰して読むより、登場人物の誰か (多くの場合は主人公) の視点に自分を重ねて読める方が良い。その点『氷点』ほど登場人物に自分を重ねる小説はないと思った。三浦綾子に興味を持って、他にも数冊読んでみて、どれも面白かったが、登場人物が聖人君子ばかりだったのは馴染めなかった。それでも物語として読み応えがあって、意識が高まる感じが好きなので今後も三浦作品は読み続けると思う。三浦作品以外にも、今年は太宰や漱石などの有名どころを読んだ。綾辻行人の館シリーズも読んだ。今は司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでいる。これは自分の中の歴史ブームによる影響で、他にも映画では『オッペンハイマー』を見たりしている。
学習については、今年は基礎を重んじる傾向が強まった思う。流行りの技術書やビジネス書よりも古くから読み継がれてきた名著を手に取るようになった。これは仕事の役割変化が大きいと思っていて、ここまでは要領の良さで成果を出してきたが、この先さらに成長するためには地盤を固めなければいけないと直感しているためである。今はコンピュータサイエンスの学び直しをしているが、純粋に学ぶことが楽しいのでこれも趣味の一つに数えたい。
今年の反省 / 来年の抱負
後悔はない。あるとすれば、運動の習慣化に失敗したなというくらい。これは2026年に頑張りたい。
反省というより来年はもっと上手くやりたいこととしては次が挙げられる。
- もっと上手くリフレッシュできると思う
- ある作業や行動、時間は、捉えようによってはリフレッシュになりうる
- 気の持ちよう次第で幸福を感じられる時に自分の解釈でそれを潰してはならない
- もっと仕事に情熱を持てると思う
- 色々と上手くなってしまったせいでこなしている感が強まっているのは良くない
- 自分が満足できる仕事をすることに手を抜かない
- もっと理解を深めることができると思う
- 以前から自分の思慮や理解が浅く感じることにコンプレックスがあるが、これが最近は特に強まっているように感じる
- 適当な読書や学習で自分を誤魔化さず、理解を求めて考えることを諦めない
- また思考のツールとして文章力を改めて身に付けたい
2024年末に自分の中にあったのは悩みだったが、2025年末にはこれが不満足になった。これは視界がクリアになり自己成長のモチベーションが出現した結果なので悪いことではないと思っている。2026年は手を緩めず、自分の速度で成長していきたい。ただし燃え尽きてしまわないように妻や友人、趣味と過ごす時間は大切に。