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自分のやりたい仕事をして、結果を出して貢献する

私が好きな言葉に「自分のやりたい仕事をして、結果を出して貢献する」という言葉がある。この言葉は僕が仕事で迷った時に思い出す言葉であり、チームリードとしてメンバー1人1人の役割を考える時に大切にする言葉でもある。

この考え方では自分の「やりたい仕事」がまず先にあって、その上で結果を最大化することを考える。もちろん組織としては「やるべき仕事」から「やりたい仕事」を見出す動きが求められる。しかしそのような場合でも自分の根元にあるモチベーションが「やるべき仕事」ではなく「やりたい仕事」にあることには違いない。

つまり「やりたい仕事」が分からなければ、自分の満足する結果を出すことができない。一方で私自身、今年はやりたいことを忘れてやるべきことしか考えられなかった時期もあったので、2025年最後に改めて自分のやりたい仕事を言語化しようと思う。

私の仕事について

私はソフトウェアエンジニアとして、 Wantedly Visit という Web サービスの開発をしている。Wantedly Visit は人と企業をつなぐ採用マッチングプラットフォームである。2012年に始まったサービスで、今では400万人が登録している。私はその中で数人規模の小チームをリードしながら、個人でもプレイヤーとして手を動かす立場にいる。

少し抽象的な言い方になってしまうが、私は自分の仕事を「プロダクト開発を通じてユーザーの課題を解決する仕事」だと思っている。言葉にするとシンプルだが、複数人でのプロダクト開発を成立させ、ユーザーの手元まで価値を届けるために、ソフトウェアの設計・実装以外にも、プロダクトの企画・要件定義やチームマネジメント、ピープルマネジメント (評価、育成、採用) など様々な業務に携わっている。

私にとって、やりたい仕事

私にとっての「やりたい仕事」は「そこでしか関われない面白い問題に取り組める仕事」だと思う。自分の解ける問題のサイズを大きくしていきたいという気持ちが成長のモチベーションになっているし、面白い問題であればお金がもらえなくても働きたいと思っている(実際、楽しくて休日までコードを書いてしまうこともある)。

今年、初めて自分でゼロから企画した機能がある。AIエージェントモードという、企業の候補者探しを AI で自動化する機能だ。企業の採用担当者は日々、膨大な候補者の中から自社に合いそうな人を探し出し、一人ひとりにメッセージを送る。この作業には相当な時間がかかる。そこをAIに任せられないか、というのがこの機能の出発点だった。

企画の段階では、チームとして何をやるべきか、を自分で見出して提案する必要があった。これは正直に言えば、それまで私がずっと苦手としてきたことだった。「これをやるべきだ」という直感はあっても、それを次の四半期、一年の取り組みとして承認してもらえない。そういう経験を何度もしてきた。

それまでの失敗の経験を振り返り、今回はまず全体像を描くことから始めた。自分の良いと思ったアイデア以外にも、どんな選択肢があって、それぞれ何が論点になるのか。大きな論点から順番に比較軸を整理していくことで、自分の直感を論理的に説明できるようになった。その甲斐あって、提案が通り、6ヶ月というプロジェクト期間とチームを任された。

そこからは没頭する日々だった。どうすればインパクトを出せるか機能の形を考える時間、それを実際に手を動かして形にしていく時間、チームメンバーが書いたコードをレビューしながら想定外の気づきを得る瞬間、どれも楽しかった。

現在地とこれから

AIエージェントモードの企画から半年が経ち、無事、自分が企画した機能は先月リリースされた。それ以外にもチームとしては並行していくつかのプロジェクトを完了することが出来て、現在も新たな機能の開発が進行している。

ただ、正直なところ、今はまだ「まだ機能をリリースできた」という成果しか出せていない。「やりたい仕事をして、結果を出して貢献する」という言葉でいうところの結果が追いついていない状況である。実際に使ってもらえるユーザーを増やし続けること、機能を作るだけじゃなくて長期的に改善していける仕組みを内部から作り上げることが今後のやるべきことで、ではどうやってそれらを実現するのかはまだ分かっていない。

しかし、そういった答えの見えない問題に取り組んでいる時間こそが、私にとってのやりたい仕事なのだと思う。




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