
「アメリカナマズが霞ヶ浦で大繁殖しているらしい」
「そのアメリカナマズってのは実は美味しいらしい」
そんな噂を聞いたので、魚好きの友人と釣りに行くことにした。
朝8時過ぎに霞ヶ浦のほとりに到着。
早速バス釣り用の竿とリールにエサを付けて投げる。
ちなみに餌は前の晩に近所のスーパーで適当に見繕ってきたこの3種。

牛レバー、塩サバ、謎のベトナム産白身魚。
ナマズはなんでも食いついてくるらしいのでこのセレクション。
ちなみに「謎のベトナム産白身魚」は最近スーパーでよく見かけるやつ。おそらく「パンガシウス」というナマズの仲間であろう。この身でナマズが釣れたら共食いになるな。
などと考えながら適当な大きさに切った餌をブラクリにちょん掛けして投げる。

鈴をつけてナマズが食いついてくるのを待つ。
が、待てども待てどもアタリがない。
餌をアレコレかえてみるもアタリがない。
友人もサバやらイカやらとっかえひっかえつけていたようだが全然反応がないらしい。
2時間ほど待ってみたが状況は変わらずアタリなし。
ナ、ナマズ大繁殖してるって言ってたよね?
このとき投げていたのは水深が2mもなさそうなポイントだった。この日の気温は6月なのにすでに30度近くあり、ナマズも暑くて深い場所に移動してるのでは?という話に。
ということで、もう少し水深がありそうなポイントへ移動。
移動後さっそく投げてみるといきなりコツンという反応が!
おもったよりアタリが小さいので鈴を外して竿を手で持って反応を探ることにした。
アタリは頻繁にあるもののアワせがうまくいかない。この感じだとナマズはいっぱいいるのになー。
ふと針にエサが残ることに気付いたので、ナイフでエサをそれまでより小さめに切って針につけてみることに。
するとこれが功を奏したのか次のアタリに合わせるとしっかり乗った!
鯉のようにパワー感のある引きはなかったので割とすんなり岸まで寄せられた。
上げてみると40cmのナマズチャンでした。
おもってたより綺麗な見た目。

ちなみにこの時のつけていたエサは謎のベトナム産白身魚。つまりナマズの身でした。
やっぱナマズってなんでも食うんだな(笑)
餌を小さめに変更した友人も、直後に60cmくらいのやつを吊り上げた。
食べるにはこの2匹でもう十分でしょということで納竿し帰宅。
ちなみにアメリカナマズは特定外来生物に指定されているのでその場で〆て血抜きをして持ち帰ってきました。
3時間後、ナマズ インダ ハウス。

さあ、おいしくいただきましょう。
さっそく捌いていきます。
ナマズの体表面にはヌメリがある。これは熱い湯をかけてから塩でゴシゴシしたらほぼ完ぺきに取りのぞくことができた。
その後、友人と交代で三枚おろしに。
骨の入り方が特殊で頭と腹骨を落とすのが難しかった。皮は引きやすかった。

自分が釣った40cmのナマズが左、友人が釣った60cmが右。
身質が「謎のベトナム産白身魚」とそっくり(笑)
左のナマズは内臓脂肪を持っていておいしそうだったが、右の大きい方は身が痩せていてややブヨブヨしていた。腹に少し卵を持っていたので産卵前か直後だったのかも。
この時点で鼻を近づけ臭いをかいでみたが、淡水魚特有の香りはするものドブ臭さのような嫌な香りはほとんど無かった。お、いけそうじゃん。
いちおう軽く塩を振って15分ほど放置し水分を臭みを抜くことに。
その後、BBQスパイス(ほりにし)&白だしで味をつけ、てんぷら粉をまぶして揚げる。
ジャガイモも一緒に上げて一品目はフィッシュ&チップスに。

身がプリっとしてふつうにうまーい。ビールにあーう。
ナマズの見た目に若干ひき気味だった友人と我が家族の評判もよかった。
揚げたあとはどちらのナマズかわからなくなってしまったけど小さい方が身がしまってて味もよかったように思う。(自分が釣ったバイアスか)
二品目は白焼きにしたナマズにかば焼きのタレをぬって、かば焼き丼。

少し焼き過ぎてコゲてしまったけど、これもおいしい!
こんなにおいしいならもっと釣ってくればよかったと後悔。
ということでアメリカナマズは噂通りおいしかったです!
近所の多摩川にもマナマズいっぱいいるけどあいつらは食えないかな。などと気になっております。
てかこのブログ、自然食材の話ばかりになってきたな。ラーメンはどうした。
余談ですが、その2日後にネットニュースにこんな記事が上がってました。
大量のアメリカナマズを不法投棄している不届き者がいたそうです。ひどい話です。
霞ヶ浦のナマズは美味しいです。捨てないで食べましょう。
おそまつさまでした。