毎週日曜の企画として始めた「餃子ランナーのAI空想物語」も、いつしか第7話まで進んでいた。
基本的にはChatGPTが書き上げてくれるのだけれど、AIと協議しながら修正しつつ作成していくので、通常のエントリーよりむしろ時間がかかっているのだ。
《前回までのあらすじ summary by ChatGPT》
餃子ランナーとは、ガジェットを愛し、餃子を糧に走る僕自身の物語だ。
スマートウォッチに振り回され、Wi-Fi接続の餃子メーカーに驚かされ、さらにはAIがランと餃子メニューを管理するようになり、僕の日常は餃子と電子機器にすっかり支配されていった。
やがて走った距離を「餃子残高」として数値化するシューズまで登場し、走る理由はますます餃子そのものになっていく。
しかし腰痛に倒れ、ガジェット頼みのリハビリに挑むも、本番を前に見た火星での餃子ランはただの夢だった。
現実にはMRI検査で新たな圧迫骨折が判明し、出場を夢見た大会への挑戦は断たれた。
ガジェットや餃子は心の支えであり続けても、結局走るのは自分の身体なのだと痛感した僕は、今はただ治療と我慢の時期を受け入れている。
空想世界なのに、骨折して走れないってどういう展開なんだよ。
現実の状況とシンクロしすぎで、なんだか二重に辛くなってきた。
まぁ、そういう展開に持ち込んでしまっているのは、自己責任なんだけど…。
せめて空想世界では、負のスパイラルから脱却したいなぁと思いつつ、第8話。
餃子ランナーのAI空想物語・第8話
バーチャル「東餃マラソン」出走!イメトレ大失敗の巻。
MRIの結果、腰には新たな圧迫骨折が見つかり、走ることは当分禁じられた。
僕は失意の中でベッドに横たわり、「もう餃子のために走ることすらできないのか」と嘆いた。
そんなある日、通知が届いた。
――「東餃マラソン、当選」
東餃マラソン。
餃子残高レースの最高峰であり、世界中の餃子ランナーが憧れる舞台だ。
抽選倍率は常に十倍を超え、当選は奇跡に近い。
大会の定義は明快だ。
1km走るごとに、“仮餃子残高”を1個獲得する。
42個の仮餃子残高を獲得したのち、ほんの200mほど走れば「東餃マラソン」完走となり、晴れて餃子残高がプレゼントされる仕組みだ。
ただ、規定の時間以内に関門をクリアできないと、全ての餃子残高を失ってしまう。
また、レース中の給餃所では、必ず1皿以上の餃子を食べなければいけないというルールもある。
餃子残高レースならではの、むしろ嬉しいご褒美とも言えるが、スピードとの両立をするのが難しい。
つまり、走力と胃袋の両方を試される唯一無二の祭典、それが東餃マラソンなのである。
実際のレースは来年。まだ時間は十分ある。
しかし最近の僕は、少しでも身体が良くなってくると、再び腰痛が発症するので、油断はできない。
しかも今は骨折中で全く走ることができないため、ストレスが溜まる。
だから僕は考えた。せめてイメージトレーニングを、と。
《GYORUN AI》の協力で、僕は「バーチャル東餃マラソン」をプログラムした。
スタートラインに立つのは、僕自身の分身――デジタル餃子ランナー。
画面の中で、若々しいアバターが颯爽と走り始めた。
スピードも給餃も順調に進んで、餃子残高は順調に加算されていく。
いい感じじゃないか。
実際の僕とは似ても似つかぬ爽やかなアバターになってしまったが、まぁ、空想世界の話だし、ご愛敬だw
ところが…。
中間地点を過ぎたあたりから、事態は一変した。
デジタル餃子ランナーは、給餃所で延々と立ち止まり、さらには路上に座り込んで、餃子をひたすらむさぼり始めたのだ。
規定では、1皿食べればいいだけなのに、なぜか何皿もひたすら食べ続けていく。
「走れ!」
観客の声が響く。
僕もモニター越しに叫ぶ。
「立て!それじゃただの大食いだ!」
しかし、僕の分身は冷ややかに答える。
「走るより、食べる方が効率的です」
画面の中の給餃所で、延々と餃子を食べ続けるデジタル餃子ランナー。
ダメだ、これは…。
電源を落とすと、暗転したモニターに、沈んだ僕の顔が映った。
――結局、走るのは僕自身でなければならないのだ。
餃子を食べるために走り、走った先で餃子を味わう。
その喜びを取り戻す日まで、いち早く身体を治さなければ…。
いったいなんなんだこの話はw
…って、毎週同じようなことを書いているような気がするなぁ(汗)
