夏の小倉と言えば、メイショウカイドウ抜きに語ることはできない。「アウェイ」とも言える福島の七夕賞を圧勝しての参戦だから、「ホーム」である今回は、まず負けられないところだろう。ハンデの59.5Kgというのも絶妙だ。前走の圧勝ぶりから、今回は60Kgを背負わされても不思議はなかったのだが、JRAも客商売だけに、小倉競馬の看板馬を失うまいと、何らかの政治力が働いたとみる。
だから、普通に考えれば素直に本命、と行きたいところなのだが、素直でない僕には、いくつかひっかかることがある。例年、夏は小倉に居座っていた馬が、今年は福島遠征。快勝したとはいえ、59Kgを背負ってのレースから中2週は、7歳馬にとってきついのではないか。おまけに今回は、定番の坂路調教ができなかった*1というのも引っかかる。もちろん、大得意の小倉だから、そんなことは軽くはねのけて勝ってしまうかもしれないが、リスクも大きいと見て、あえて評価を下げる。
本命は、ヴィータローザ。あてにならない馬だが、重賞3勝2着2回、G2勝ちまである馬が、メイショウカイドウから2kgもらって57.5Kgなら、絶好の狙い目と言えまいか。ハーツクライで涙を呑んだ橋口弘次郎厩舎の馬だけに、応援の意味も込めて本命。全兄のロサードは小倉記念2勝馬。血統的な後押しにも期待だ。
対抗はコンゴウリキシオー。荒れ馬場の福島よりも、スピードを生かせる小倉の方がこの馬に向く。メンバー的に絡んでいく馬もいなそうなので、展開も有利だろう。
単穴には、メイショウカイドウ。前述の不安から評価を下げたが、それでもあっさり勝ってしまうなら脱帽だ。
夏の小倉を大得意としているにもかかわらず、ハンデに恵まれたツルマルヨカニセは、鞍上を抜きにすれば本命クラスの評価だった。小牧太騎乗の馬は基本的に買わないのだけれど、ここまでハンデが有利だと、いくら鞍上がヘボでも何とかなってしまうかもしれず、連下の一角に。反対に、サザンツイスターは、小牧太からの呪縛を逃れた鞍上強化が大いに魅力で、是非とも買いたい。もう1頭。「夏は牝馬」で勢いを無視できないサンレイジャスパーあたりまで押さえておく。
馬券は、◎○→▲△△△及び◎▲→△△△の3連単マルチ2頭軸42点買い。印の狙い目によって金額の多寡を付ける予定。
◎ヴィータローザ
○コンゴウリキシオー
▲メイショウカイドウ
△ツルマルヨカニセ
△サザンツイスター
△サンレイジャスパー
*1:栗東坂路改修工事のため、芝コースでの追い切りとなった。