10/11は、通称リリスクことlyrical school、かつてはtengal6だったグループの結成日である。その当日にライブが行われる発表があったのはまだ暑い頃だったが、そのニュースを見た時に目を疑った。周年記念のイベントは珍しいものではないが、リリスク15周年記念となるそのライブでは、歴代のメンバーが登場すると言うのであったからだ。
現在8人組の男女混合ヒップホップユニットとして活動しているlyrical schoolは、結成当初はtengal6、その名の末尾の数字通り、6人組の女性アイドルグループだった。その中でも何度かメンバーが入れ替わり、5人組の時代を経て、現在に至る。旧メンバーの中にはソロでラッパーとして活動するrisano、俳優として活動するyuuなど今も芸能活動をしている人もいる。他にも追おうと思えばセカンドキャリアが分かる人もいるし、SNSアカウントを今も更新している人もいるが、初代メンバーは芸能人としては全員引退している。なのでひっくり返ったのだった。
だ、誰が出てくれるんだ!?
恐らくLS8を応援していると公言しており、現在の仕事でコラボしてくれたmeiさんと、現在はソロで活動しているLisanoは出てくれるだろうと思っていた。たまに現場に来て写真を上げていたhinakoも恐らく出てくれる気がする。あとは正直もう分からない。こんなわくわくすることってある?こりゃもう行くっきゃないと、速攻でチケットを取った。
そして私事ながら、10/11は自分の誕生日だった。初めてlyrical schoolの結成日と誕生日がかぶっていることを知ったのはYouTube企画のリリスクカルトQだったと思うが、まさかこんなどでかいイベントが自分の誕生日と重なるなんて。
しばらくして、参加メンバーが発表されて再び目を疑った。LS6からmeiとami、LS5からrisano、hinako、yuuがそれぞれ出演することが決まった。yuuちゃんも来てくれるんだ!?と言うのが一番嬉しい誤算だった。現在俳優として活動しているので、表立った活動はしている方だと思うのだけれど、アイドルとして再び活動してくれるのかは分からなかったからだった(後に杞憂ということが分かった。二つ返事で引き受けてくれたらしい。Loveだぜ)
わくわくしながらメンバーが発信してくれるカウントダウンを眺めていたらあっという間に当日になった。会場に着いたらhinakoのチェキ券が既にソールドアウトしていた。二度とない機会に膝をつきたくなったが、今まで通ってたファンが会える時間になったと思えばそれはそれで喜ばしいことだ。と、言い聞かせて立ち直った。嘘です、今でももう一回チェキ撮らせてくれるなら行きてえよ!枯れないでくれよ!という本音もあったが置いといておく。せっかくなので他のOGメンバーとのチェキ券は全部買ってみた。
早めに来るといいことあるよ、と言われていたので早めに着いたのだが、普通に開演時間を迎えた。しかしオープニングアクトとして現れた2人に度肝を抜かれることになる。LS5時代のメンバー、yuuとhinakoの2人だったのだが、彼女たちのユニット、ブラガが現れたのだ。普段のリリスクでは見られない、フリフリのかわいい衣装で踊りながら踊るhinakoとyuuを観ながら「ゆ、夢…?」と思った。こんな旧メンバーが出てくれるだけで嬉しいのに、まさかのこんなユニットまで!
LS6時代の曲は6のメンバーと8のメンバーで、LS5時代の曲は5のメンバーと8のメンバーで、といった構成で、コラボレーションは10曲ほどあった。音源で聞いたことのある曲や、LS8のライブで生で聴いたことのある曲たちが、今まで見たことのない形で現れて、興奮しっぱなしだった。
特に最初の方に「プチャヘンザ!」「リボンをきゅっと」「STAGE 15th Anniversary」のあたりは、全員で披露してくれて、もう初っ端からおかしくなりそうだった。LS 6,5,8と総勢12人で歌う曲もあり、1列で後ろを向いている演出など、それはもうすごかった。正直、LS6と5のメンバーだって、一緒にステージに立ったことってほぼない筈だ。LS6のメンバーに至っては、表舞台に立つことすら引退している人たちなのである。それが当たり前のようにステージに立っていると言う奇跡を目の当たりにした。
はっきり言って、時空が歪んでいるとしか思えなかった。meiちゃんとhinakoちゃんが腕を組んでいたり、risanoとsayoちゃんが向かい合ってジャンプしていたり、yuuちゃんとsayoちゃんがhinakoちゃんがDJブースを占領してreinaちゃんが取り返そうとしていたり…旧メンバーたち全員でminanちゃんを抱きしめた時は、こちらまで泣きそうだった。これまで誰も見たことのない光景を見ていた。私はLS6も、LS5も、生のステージは見たことがない。それが片鱗でも見れたのが嬉しかった。全然間に合っていないのだけど、間に合ったとはまた違う、ありえない状況。
大好きなアメコミ映画*1のような様相に、胸が熱くなりっぱなしだった。リリスクの歌詞にはSF映画のようなものが度々登場するし、映画モチーフも多く使われている。しかし曲というよりも、今日この場に居合わせていること自体がSF映画の中に入り込んでいるようだった。言葉が全然追いつかなかったせいで、今更の更新になっている。
そして旧メンバーにずっと興奮しっぱなしだったのだが、LS8が見せてくれるライブは、非常に感慨深かった。15周年の内、たった数年しか共有していない私にとって、思い出深いリリカルスクールってこの人たちなんだなあ、ということを改めて思った。大好きだな、と改めてしみじみ。多分一番クールで格好いい、時代の変遷を見ているような気がする。「母校が一緒だからバイブスが同じ」ということをyuuちゃんのインスタライブでコメントを残していた方がいて、それがしっくり合っていた。
これからも見続けていきたい!一緒に過ごしていきたい!と思えるような、異次元の奇跡のライブだった。minanちゃんのおかげが大きい。続けてくれてありがとう。あなたのお陰としか言いようがないよ。
一方で、ryuyaがいないリリスクを観たのは初めてで、ちょっとだけ動揺した。一番大きくて一番遠くを見ている人がいないと、会場の奥行きが足りないような気がしている。ryuyaの視線の先を見ると、会場の広さよりももっと大きく感じるのが好きだ。すげー奥みてる(他のメンバーが奥を見てないわけではないことはちゃんと書いておきます。sayoちゃんとかmanaちゃんとか特にかなり後方のファンとやりとりしててすげーと思う)
ゆっくり休んでほしいし心身ともに健康を目指すことを優先してほしい、という気持ちと、おいryuyaいないの寂しいぞ、早く帰ってこいよー!と本人のことを無視した叫びが同居している。
今年の前半、minanちゃんがいなかった時って、minanちゃんのお休み期間でもあるけれど、どちらかというとリリスク歴の浅い7人の修行期間みたいな感じがあって、それはそれで面白かったんだよね。経験値はそれこそちょっとずつ違うけれど、リリスク歴は同じ7人が、リリスク歴ベテランのminanちゃんに頼らずどこまでいけるか?みたいな感じでさ……あと最初から充電期間ですという感じの告知だったというのもあった。一抹の不安がなかったわけではないけれども、割と待ってるぜ、とどっかり構えられたというか。今はそれとはちょっと違うので、勝手に思いを馳せさせてもらう。
……と、後半あんまりまとまらないなと思って寝かせていたら2026年1月19日を迎えてしまったので、とりあえず素晴らしかった15周年のことを書き連ねておく。
本当はアフターパーティーのチケット取ってたのに、どんどん具合が悪くなってしまい特典会を終える頃にはかなり限界だった。発熱とかではなく、ひたすら持病の頭痛が薬を飲んでもだめだったので、あえなく帰宅したのだった。アフターパーティーにのみ現れた、himeちゃんの姿も観たかったな。himeちゃんのお陰でリリスクにちゃんと出会い直すことが出来たから。ありがとうhimeちゃん。LS6もLS5も、そして何よりLS8リリスクのみんな、全員大好きだよ。最高の誕生日プレゼントをありがとう。

テンションがぶち上がって買ったチェキ券たち。みんなありがとう〜!
ちなみに後日LS8のメンバーとは全員ツーショチェキを撮った、10月中に自分への誕生日プレゼントとして。