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ナイトクルーズ51 高架沿いの街。

こんばんは!

 

慢性ネタ不足に悩む私のブログ「ナイトクルーズ」だが、それにも関わらず、予定を練る段階でボツにしたネタが一つある。

 

隣町、芦屋市の高級住宅街「かの」六麓荘町

 

昔、この六麓荘での「豪邸拝見」散策がちょっとした名物であった。昼間、門扉を開き立派な庭園を通行人に開放しているお宅もあり、我々貧乏人のやっかみなんぞ入り込む余地もない、まこと天晴な「旧き佳き大らかなりしニッポン」の姿がそこにあった。

 

一方、観光等で遠方から訪れた方がわざわざ足を運ぶ程のモノかと言うと、そうでもない。うむ、これは良いネタだ。六麓荘までひとっ走りして「おぉ~!金持ちの家~!」なんて記事でも上げようかな、と考えていたワケだ。

 

ところが、である。

 

山がち、と言うかガッツリ「山」な六麓荘。足腰も弱ってきたお金持ちのおじいちゃんおばあちゃん、続々と自宅を引き払い街中のマンションへ越して行き、その主の居なくなった六麓荘の豪邸を、今中国人が買い漁っているという。

 

タワマン高層階や一等地の商業ビル同様の現象がここでも起きている訳だ。

 

「イヤ、さすがにこいつぁ見たくねえ。ボツだ。

 

私は民族主義者ではない。単に隣人が日本人から外国人に変わったくらいなら別に文句もないのだが、日本(人)を憎むよう刷り込まれている者が日本の不動産を買い漁っている現状、やはり気味が悪いと言わざるを得ない。

 

保守と目される高市政権発足に寄せて、でもないが、やはり身近でこういった話を聞くと、戦後民主主義、平和主義の名の下に我々がやってきた事を一度再考再点検すべき時期に来ていると強く思う。

 

・・・

 

さて今夜の徘徊場所だが、阪急電車で梅田駅を発つと間もなく、中津という小さな駅に差し掛かる。さらに淀川を渡った一つ先が神戸線宝塚線京都線が分岐する大きな十三(じゅうそう)駅だ。

 

この中津駅周辺、言わば大阪(梅田)駅の「駅ウラ」という立地から、あるのは住宅と、あとは車庫、倉庫くらいのモノだろうと思っていた。

 

が、その実寂れた(←褒め言葉)昭和風商店街や小汚い(←むろん褒め言葉)ガード下立ち呑み処なんてのが軒を連ねているという。

 

ただし知人からこの話を聞いたのはかなり以前の話である。ふと思い出し行ってみよう、となったのだが、「駅近」にありがちな再開発に次ぐ再開発で今ではもう変わってしまったかも知れない。

 

で、いつもの阪神尼崎駅前喫煙所だ。

ジクサー号の向こうに見える喫煙所で煙草を吹かしつつ、そんな「中身」の入れ替わってしまった六麓荘の事をぼんやり考えていた。

 

では、六麓荘とは程遠いド下町(失礼)へGOGO!だ。

 

淀川区十三。

目的地はもうスグそこなのだが、全く不案内な土地。ちょっと手前で小休止だ。

 

十三大橋。

これを渡れば到着する。

 

・・・

 

中津駅ホーム横だ。

しかしこれ、どうやって駅へ行くのだ?

 

この周辺「淀川を渡り終えた所」という事もあり、国道と鉄道が全面高架で並走している。駅へアクセスするには高架下へ降りる必要があるが、さて。

 

おっ、階段だ。

ぐるり見渡すと、道路脇のあちこちに階段が設えてある。徒歩では簡単に下へ行けるようだ。

 

撤去自転車の保管場所にしては整然としている。

駐輪場か。

 

よし。

バイクを停め道なりに少し歩いてみよう。

 

Y字に分岐した左側が下り坂になっている。

行けそうか?

 

道路が鉄道の下を回り込んでいる。うむ、これは行ける!

鉄橋くぐってUターンで駅へ辿り着く筈だ。

 

よし、では一旦バイクまで戻ろうか。

 

私の徘徊クルーズ、終始こんな調子である。

 

鉄橋をくぐった所。

中津駅は多分この通りの先にある。ここからは街並みを眺めながらゆっくり歩こう。

 

おや?

先程高架から見た駐輪場、バイクもいけるようだ。

 

移動させる。

この駐輪場、原付のみのようだが、路上迷惑駐輪よりマシだろう。

 

おいおいおいおい。

工事現場が高架下を貫いている。向こうへ行けないではないか。

 

迂回して工事現場の向こう側へ。

ちょうどそこが中津駅エントランス。到着だ。

 

中を覗いてみよう。

このいかにも昭和な居酒屋さんの向かって右手に階段がある。

階段上がると改札。こんな造りだ。

 

確かに昭和レトロな店だが「軒を連ねる」といった規模でもない。駅周辺を少し歩いてみようか。

 

うーむ。

この駅真横に迫る工事エリア、どーも怪しい。かつてガード下に軒を連ねていた飲食店、既に潰されてしまったか。

 

高架をくぐると、国道へ昇り降りする階段があった。

階段脇に自転車。巨大高架と共にあるこの街ならではの生活が垣間見える。

 

中津駅正面口の反対側。

こちら側には特に何もないようだ。

 

この方角に向かってしばし歩くと、間もなく大都会梅田(大阪駅前)に到達する。「今夜見たい物」は多分ない。

 

阪急中津駅の程近くに、今度は地下鉄御堂筋線中津駅がある。この両駅に挟まれたエリアが「中津の街」という。

 

では今一度高架をくぐり直し、地下鉄中津駅から阪急中津駅へ戻るルートで歩いてみよう。

 

すげー道路だ。波打っている。

ナルホド。

 

が、現在中津界隈、工事エリアが非常に広範囲に及んでいて、単に道路整備だけとは思えない。

まさにこの街に(私に言わせれば)再開発の魔の手が掛かったその瞬間なのかも知れない。

 

ギリ間に合ったのか間に合わなかったのか、さて。

 

もっと殺風景な土地と思いきや、意外と閑静である。

立地を考えると、ここは充分「アリ」だな。

 

これは何だろう。

オロCのボックスの中にオロC。そのまんまだが、自販機?

 

「サーペント」=「大蛇」か。すげー名前のマンションだ。

確かに壁面のタイル模様が鱗っぽい。

 

到着。

地下鉄中津駅だ。

 

地下鉄駅周辺はこんな感じ。

ここに「昭和な風景」はなさそうだ。阪急中津駅方面へ戻るとしよう。

 

大通り(中津太子線)一本境に、このような味のある商業ビルや集合住宅が目立つようになる。

が、いかにも行政が再開発したがりそうな街並みである。「通りの向こう側のようにキレイに」と。

 

ええ雰囲気だ。

この通りを少し進んでみよう。

 

袋小路。

子供の頃こういった場所でよく遊んだモノだが、再開発されたヘーセーレーワ様式の街並みでまず見かける事はない。

 

おおっ!

これはこれは・・・(ニヤリ)!

 

入ってみよう。

間口は狭いが割と奥行きがある。

 

どんつきが見えてきた。

商店街を通り抜けた所だが、この先は特に何もなさそうだ。

 

では、この雰囲気タップリな商店街をゆっくり戻るとしよう。

大看板の褪せ具合もそそられる。

 

アーケードだ。開閉式テント屋根のような物は見当たらない。

恐らく老朽化による落下の危険性で、屋根は取っ払われたのであろう。骨組みだけのアーケード。ワビサビである。

 

良き!

いつの頃からか、見かけなくなった景色である。

 

ユニークな屋号もさる事ながら、看板自体が新しい。

寂れ気味っちゃそうだが、ここがまんざら「シャッター街」でもない事を物語っている。

 

・・・

 

取れ高50点である。

 

レトロな街並みを楽しむ事はできた。知人の言う「寂れた昭和風商店街」とは、この中津商店街を指すと見て間違いないだろう。

 

一方「ガード下飲食店」は改札前に2、3軒のみ。特に(知人曰く)その飲食街の目印「古い小さな公衆便所」、コイツがついぞ発見できなかった。

 

大なり小なり「ガード下組」の方は、工事エリアのいずこかでトイレ諸共既に瓦礫と化したか。

 

今夜見た物は「取り壊される瞬間の昭和」、そんなちょっと寂しい景色なのかも知れない。

 

お読み頂き、ありがとうございました。




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