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トンデモ「聖地」。

こんばんは!

 

と言っても、久々の昼間のクルーズである。

 

走る時は基本一人だ。過去記事でも何度か触れたが、私はマスツー(集団ツーリング)をやらない。

 

そんなソロライダーの感覚で、どうにも理解し難い「ライダーの聖地」が地元関西に存在する。関西在住のバイク乗りは皆ご存じ、あの「針テラス」だ。

 

全国各地の似た称号を持つポイントの共通点として、「ツーリングの集合場所」という要素がある。ツーリングクラブのメンバー全員にとって最大公約数的な使い勝手の良さが当然求められる。

 

この「使い勝手の良い集合場所」という要素、針テラスは「程遠い」「皆無」である。

 

そらもうとてつもなく辺鄙な山の中にある。単なる「鄙びた田舎」ではない。都市部に住むほとんどの者にとって呆れる程遠いのだ。あんな山奥に「集合」し、その先一体どこへ向かおうと言うのか。

 

普通に考えると吉野熊野、大台ケ原に曾爾高原、青山高原辺りか。なにせ針テラスの「向こう」はいまだニホンオオカミが生息するとさえ言われる鬱蒼たる山林。中部関西を跨ぐ日本最後の秘境の一つだ。当然ツーリング先なんぞ極めて限定される。

 

近場の「ええとこ」奈良天理飛鳥ならば、わざわざあんな山深く分け入らずとも「現地集合」で良い。

 

謎。全くもって謎の「ライダーの聖地」である。

 

が、針テラスを訪問すれば、私のようなヘソ曲がりと正統派ライダーとの目線の違いが見て取れるかも知れず、その意味では逆に興味深い土地ではある。

 

と、実は前の晩、針テラスまでナイトクルーズでもシバこうかとグーグルマップでルートの確認をしていたのだが、遠過ぎて行く気が失せた。

 

・・・

 

西宮の自宅から針テラスまでは阪神高速西名阪自動車道名阪国道と、行程のほとんどが高速道路と自動車専用道になる。遠い割に所要時間はかからない。なるほど、マスツー好き=高速道路好きだ。一つ見えたか。

 

高速道路で往復するだけ、となれば夏場足が遠のきがちなST号のキープコンディションを兼ねて行く、という考えがまず思い浮かぶ。

 

また針テラスのような場所を訪ねる場合、このモデルにもれなく付いてくるささやかなオマケ、「割とハッタリの効く見た目」が良い仕事をする。

およそ「ライダーの聖地」等と呼ばれる場所の「付きもの」として、排気量マウントおじさんやらちょっとアレな人も多くたむろする。それ対する「魔除け」。このバイクの横でしかめっ面でタバコでも吹かすと、まず誰も話しかけて来ない。

 

珍しくST号の出番が匂うが、タイミング悪く車検預かり中である。

 

・・・

 

自宅前。普段全く使用する機会のないTRIP  Bを0.0kmにセット。

どんだけクソ遠いかが今回のネタだ。ジクサー号で行くとなればそれはそれで、旧車ST号にはない面白さもある。

 

では出発しよう。

阪神高速武庫川入口だ。

 

入ってスグの尼崎ミニPAで早速ヘタレる。

暑い。

 

それもあるが、ルートの再確認だ。

阪神高速は事故や沿線の火災で、突発的な渋滞や通行止めが割と多発する。

 

水分補給も忘れてはならない。

喉が渇いてからでは遅いという。

 

ひゃー!

気温オーバー35℃、「油照り」

 

小一時間ほどこの涼しいPAで休憩して帰りたい位である。いやマッタク昼間走る人の気が知れん。

 

・・・

 

ポンと飛んで西名阪香芝SA。

高速道路(自動車専用道)をクルーズする場合、GoProを持たない私は道中の写真を撮る事ができない。中華製安アクションカメラでも試してみようか。

 

到着。

「ライダーの聖地」だ。

 

これ、如何なモノか!?

自宅から86.1km先の「ツーリング集合場所」だ。

 

我々兵庫県民あたりからすると、もう針テラスに辿り着くだけで大変なのである。

 

ああ、ご存じない方、「針テラス」とは何ぞや。

要は道の駅である。山ん中の。

 

今日は平日。バイクもクルマも少な目だ。

週末ともなれば、この駐輪スペースの外までバイクで溢れ返る。

 

道の駅と来れば、クレープ?ソフトクリーム?いらんいらん!んなもん。

まずコレだろう。

 

一息つけた所で正面のインフォメーションセンターから覗いてみよう。

こんな場所です。

 

一応行政区分上は「奈良県奈良市針町」になるのかな。が、奈良市郊外」などとはゆめゆめ思わぬこと。例えば大阪神戸から見て、針テラスへ向かうのと奈良市内へ向かうのとではルートそのものも全く違うのだ。

 

引き続き、施設内を散策する。

 

さあ、ホムセンライダーはんぐりーまんにとって、過去記事の新地のクラブ以上に無縁のお店だ。

高級用品ブランド、クシタニがカフェ併設のショップを出店している。私にとって無縁でも「ライダーの聖地・針テラス」に於けるシンボリックな存在である。

 

前回針テラスを訪れたのは、もう軽く10年以上も昔。とあるツーリングクラブにビジター参加しての事だった。そのクラブのメンバーさん方が、クシタニカフェでさも楽しそうにしていた事が記憶に残っている。

 

ロケーションを考えると、やはり針テラスは「集合場所」より鈴鹿紀伊山地を走る前と走った後の「休憩場所」に利用するのが妥当と思われるが、あの時一体どこで待ち合わせてどこを走ったのだろう。案外印象に残らないのな、マスツーって。「やらない理由」の一つである。

 

笑。例の「軍団」の仕業であろうか。

四輪の駐車スペースを占拠して集会でもやっているように見える、と。

 

まあ不可抗力的な面も多々あるのだろうが、公共の場でのマナーは守らなければならない。自戒の念も込めて。

 

ん!?

おっ!?

おおっ!?

諸行無常の響きあり!?

何やらワタシ好みの香り漂う一角もあるぞ。

 

銭湯だ。

クシタニカフェが「ライダーの聖地のシンボル」なら、こちらは「施設としてのイチオシ」といった所か。

 

これはいいね!

近場のとれとれ新鮮ドコロの物産館。鉄板の「田舎の道の駅イチオシ」だ。

 

他の道の駅やSA、PAと比較し、とにかくバイク用駐輪スペースが広い。

施設が「ライダーの聖地」を積極的にアピールし、多くのバイク乗りがそれに応えている。これに関しては、茶化すような物言いはやめておこう。

 

展望スペースのような物は見当たらない。先程の銭湯前が少し小高くなっている。そこで施設の周囲を見渡してみよう。

 

北側。

山。

 

南側。

山。以上だ。

 

施設遠景。

広々とした気持ちの良い場所である。

 

雷鳴。

上空、ええのが懸かっているではないか。画像左下あたり、もう降っているね。ガッツリ帰り道の方角だ。

 

これは・・・この季節、上昇気流によって山沿いに発生する積乱雲って奴か。ならば山を下りた所で雲は切れ、またあの「油照り」がやって来る。ここは下手にカッパなど着込まないが良い。一旦ビショ濡れで走ってやろう。

 

・・・

 

環状線の混雑を避け、湾岸線経由で帰ってきた。大のお気に入り、中島PAだ。

名阪国道で20分ほど雷雨の中を走ったが、案の定、天理インター辺りで雨は上がり、後はこの35℃を超す酷暑の中、「うひょー!気持ちええ!」である。

 

服はもう乾いている。が、ビショ濡れの服を走りながら乾かした私の体臭がヤバいかも知れない。

 

かあ~っ、んめえ~(マンガ日本昔話風)!

バイクのお共に1本の缶コーヒー。それ以上は必要ない。

 

二階展望テラスから東方向を振り返る。

あの雷雲の下を走って来たのだ。

 

針テラスの龍神様、これから炎天下の中を走る我々バイク乗りを憐れんでシャワーをかけて下さったのだな。一礼。

 

淀川河口。

いつ見ても最高の眺めだ。

 

お読み頂き、ありがとうございました。




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