こんばんは!
江戸っ子でもないのだが、私は風呂は熱くないと入った気がしない。
ぬるま湯で半身浴?断る。当方美容や健康、身だしなみが為に入浴するのではない。ひとえにガツンと沁み入る湯の感触を楽しむのだ(体を洗うのはついで)。ぬるま湯につかる位なら一生風呂なんぞ入らずとも良い。饐えた体臭を撒き散らしてやろう。スメハラ?知らんがな。
しかしながら、追い焚き機能を持たない我が安アパートの内風呂で「熱い風呂」を楽しもうとすれば、湯張りの際の温度設定たるやもう暴力的な数値にならざるを得ない。
こうだ!!


双方上限いっぱい、全開フルスロットルである。
必然的に、もっともっと快適に「熱い風呂」が楽しめる場所へと導かれる。「大の銭湯好き」がこうして形成されたのだ。
では今夜久々に、行きつけの銭湯でも訪ねるとしようか。
・・・
ナイトクルーズ前の一服ポイント、いつもの阪神尼崎駅前だ。

目的地は同じ尼崎市内にあり、わざわざここに立ち寄る事もないのだが、記事として取り上げるに当っての「儀式様式」という奴である。
国道2号に戻る。

東へ向かって進む。
関西では珍しい阿波銀行の看板が見えてきた。

この交差点を左折だ。
どんつきが現れたら右折。


間もなくだ。
到着。

JR尼崎駅。
で、駅の隣に並ぶパチンコ店。

この向かいにある。
さあここだ。

マンションのように見える?如何にもマンションである。
古い物で恐縮だが、参考記事だ。
今マンションが建つこの場所こそ、私のお気に入りのスーパー銭湯「あま湯ハウス」跡地である。
あま湯ハウス、天然温泉でオールナイト営業。旅行で訪れた温泉旅館等も含め、私の中で過去イチ最高峰、五ツ星の温浴施設であった。
・・・
さて銭湯では熱い風呂(もしくは高温サウナ)と水風呂との往復を繰り返すという、癒しどころか(多分)風呂で体力を消耗している私だ。湯上がりに眠気に襲われる事が多い。よってオールナイト営業、これは「お気に入りの銭湯」の必須条件である。
尼崎市内に、天然温泉でオールナイト営業という銭湯がもう一軒ある。その名も「湯あそびひろば・元浜温泉」。天然温泉とは言え、こちらは冷泉を加熱したもの。設備アメニティもあま湯ハウスよりは劣るが、入館料は一般の銭湯と同じ。
ここもお気に入りだ。行ってみよう。
国道2号。神戸方面へ少し戻る。

この先の交差点を左折、浜手へ向かう。
国道43号との交差点。

交差点を越して間もなく、路地へ右折だ。
あれ?分からなくなった。

バイクを停め、歩いてみる。
路地入り口の「目印」、この昭和なアパート。

うむ、この筋で合っている。
そして銭湯前を通り過ぎた所にある、小さな商店街。

これも健在だ。
という事は、この並びだな。

新しいお宅ばかりだ。間違いない。
そう。こちらの「お気に入り」も既に過去のもの。あま湯ハウスに先立ち閉館と相成っている。
地蔵堂が建立されていた。

井戸を供養する目的だろうか。
・・・
もう一軒、オールナイト営業の銭湯が近くにある。天然温泉ではない、普通の小さな銭湯だ。が、お湯と水と二つ並んだカランに壁からニュッと生えたシャワー、そしてケロリンの黄色い桶と三拍子揃った旧き佳き銭湯である。
屋号は忘れた、と先にネタバラシしてしまおう。ここももうない。が、小さな規模でよくオールナイト営業頑張ったな、という事で全滅した「私のお気に入り銭湯・尼崎」のトリを飾ってもらう。
最初に立ち寄った阪神尼崎駅の近くだ。

銭湯とは全く関係ない某銀行前。夜間は迷惑駐輪やりたい放題である。いつもこの辺に停めていた。
三和本通り商店街。


このアーケード街を一本外れた所にある。
ここだ。

と、私のお気に入りの場所、ことごとくマンション(邸宅)や老人ホームに取って代わられている。いや何が悪いという事でもないのだが、ホントもう笑うしかない。
・・・
さて次なる「お気に入り銭湯」は一転神戸へ飛ぶ。地元西宮を東から西へ貫く形になり、ついでにと言ってはナンだが、地元の「おもひでの場所」、いくつか紹介してみたい。
オールナイト営業の銭湯など、西宮には最初から無い。が、銭湯同様最近見かけなくなったお店として、書店が挙げられるのではないだろうか。書籍の流通販売に関する規制に何か変化でもあったのか、ある時を境にバタバタと街角から姿を消した印象がある。
Book Plaza西宮跡。

今は福祉関係の物品を扱うお店のようだ。
Books171跡。

現在はクリニック、と。
そして屋号は忘れたが、最もよく立ち寄っていた本屋さん。

このバーミヤンの裏手だ。
進入してみよう。


うむ、影も形もない。駐車場か。
そして道路の向かい側、現在は住宅展示場になっている。

ショッピングセンター西宮サティ跡だ。
この西宮サティの一角に、ブランド品のアウトレットという当時としては珍しいテナント(多分バッタ屋さん)が入っていた。

一本二~三千円か、そんなモン。若い頃は今より多少お洒落っ気もあったのかも知れないが、仕事で使う物(当時サラリーマンをしていた)に高い金は払わない。
通り沿いに少し西、ライフ(スーパーマーケット)。

これまたかつての行きつけ、オートバックス西宮店跡だ。
こうして最近「街ブラ」をしなくなったとさ。
さて、道草はこの辺で切り上げよう。今居る通り(山手幹線)を真っすぐ神戸まで走り抜けると、お目当ての銭湯に辿り着く。
・・・
神戸。

生活圏内にある便利な大都市である。
が、「ひとっ風呂浴びに行く」、このシチュエーションに限っては、やはり神戸は遠い。尼崎の「お気に入り」が軒並み閉館した後の「拾う神」ではあったが、さほど足繁く通ってきた訳ではない。
到着。神戸クアハウス。

あま湯ハウス同等のポテンシャルを持つスーパー銭湯だ。
小さな欠点として、駐車(駐輪)スペースがない。

バイクは前の歩道に停め、そしてあの暖簾をくぐる訳だが、今日はやけに空いているな。
(ラッシャー木村風に)なんてな!

先々月か、ここも閉館になった。
建屋前の銘水汲み場。

ここだけ継続しているのか、キレイに清掃され、煌々と明りも灯る。
閉館を惜しむ常連客の寄せ書き。ホッコリさせてくれる。

先に挙げた銘水が惜しみなく使われ、肌触りのやわらかい、実に心地良い水風呂であった。同じ思いの者が少なからずいたのだ。
人が去った建物の傷みの速さだ。

いつかこの目に飛び込むは、やはり例の奴(マンション)であろうか。
・・・
さらに西へ数分走ると到着する「神戸サウナ&スパ」。同じく天然温泉のオールナイト営業。立地も立地、神戸のド真ん中・三宮である。
以前から注目はしていた。HPを拝見すると、「温浴施設としてあらゆる面で最高のものを目指しました」的イメージ。「五ツ星」あま湯ハウスを凌駕する感動も期待できるが、入館料もちょっとお高い。
料金そのものより、私も含め数多い「銭湯評論家」に言わせれば、銭湯は銭湯。何も高級サロンでなくて良い。
お気に入りの場所も次々と消え去り、時代に取り残された独身中年男(私だ)にとって果たして居心地の良い場所なのか?「銭湯に似た何か」等と、逆に違和感は覚えないか?
さあどうする。

ここは絶賛営業中だ。
・・・いや、この物価高の折、贅沢にはいきおい慎重にならざるを得ない。今日の所はヘタレておこう。保留、再考と。
今回もしょっぱい、神戸サウナ&スパ前だ。
お読み頂き、ありがとうございました。
