こんばんは!
いつものサンシャインワーフ神戸だ。


23:30まで広場やトイレ、自販機等を利用できるが、モール各店舗の閉店時刻はとうに過ぎており、この通り閑散としている。

これからナイトクルーズで「全面禁煙」の神戸中心部を突っ切るに当たり、タバコの吸い溜めに立ち寄らせてもらった。

ではぼちぼち出発しようか。
・・・
昔サラリーマンをしていた頃(そんな時代もあったのだ)、空いた時間を利用して出張先の駅前を散策するのが楽しみであった。
仕事でもなければ訪れる事もない、田舎町の寂れた駅前であっても良い。そこにある自販機に小銭を投入する。
「ああ、この自販機を利用する機会が、果たしてまた巡って来るだろうか。」
出て来る商品はそこら中にありふれた物。が、その缶コーヒーひと口すするたびに染み入る「旅情」という奴だ。
(参考記事)
昨年、夢のお告げに従い、神戸長田の駅前を訪問した。記事中では触れなかったが、若い頃の出張先での駅前散策を思い出し、懐かしい気分にひたっていたモノだ。
例えありふれた駅前風景であっても、沿線に住まいし、常にその利用者たる者以外の「他者」にとって、そこはエキゾチックな非日常空間である。終電も去り静まり返った姿となれば尚更、だ。
(と、理屈をこじ付けておいて)
「兵庫五国」。地元で良く耳にする言葉だ。兵庫県は旧摂津、播磨、淡路、丹波、但馬、この五ヶ国から成る。確か総面積は47都道府県中10位前後(?)だったと記憶している。要するにだだっ広いのだ。
明石の西隣に、加古川という街がある。大きな街ゆえ、姫路岡山方面へ走っている最中、「加古川ってどんな所だ?」常にそう思う。が、思うだけでいつも通り過ぎてきた。
兵庫県に住んで何十年と経つが、未だこういった土地が無数に存在している。
そんなちょっと気になるポイントへ探索をかける。ナイトクルーズの面白味の一つだが、以前のモンキー号で「旧播磨国加古川」は完全射程圏外。今夜少し機動力を増したジクサー号でチャレンジしてみよう、という訳だ。
加古川市に関して何ら予備知識はない。目指すは今も昔も変わらない(と思う)街の顔、「駅前」だ。
・・・
先程サンシャインワーフ神戸で済ませたので、いつもの三宮のトイレには寄らない。浜手バイパスで一気に距離を稼ぐ。

この浜手バイパス、三宮を始め混雑する神戸中心部をちょっと過ぎた辺りで再び国道2号に合流する。非常に使い勝手が良いのだが、例の「125cc以下進入禁止」。ジクサー号の機動力発揮である。
JR新長田駅前の商店街。

以前ナイトクルーズで訪れたのは先述の通り。
改装を終えたスマスイ(須磨水族館)だ。


水族館。中年男一人で入るのはなかなか気まずいが、それをさっ引いてなお楽しめる稀有な商業施設の一つだ。折を見て突撃してやろう。
いつものトイレポイントの一つ、舞子公園。

寒い!この刺すような寒の戻りは今夜で最後、との予報だが、さて。
明石。

以前のモンキー号ナイトクルーズではこの辺りが限界。地元西宮から明石まで往復で帰宅は明け方になった。今夜は更に西へ。
カワサキ本社工場前。

残念ながら今夜の下駄は漢カワサキではなく変態鈴菌だ。

関係なく正門大看板前でパチリ。
JR西明石車庫。

鉄道ファン歓喜の「レアな奴」の勇姿もたまに拝めるとか。
・・・

地元の国道43号同様、国道2号の渋滞緩和を目的としたバイパス路線だ。
ふむ。


この250号バイパス、昼間はとても走りやすく気持ちの良い道なのだが、夜に来ても案外面白くないな。
まあ走りやすい事に変わりはない(43号のような40km/h規制もない)ので、秀逸なインフラである事は確かなのだが。
「ここまで来たら姫路行ったらいいのに。」
もっともだ。が、由緒ある城下町で見所が多く、大きな繁華街、プレイスポットもある旧播磨国の「首都」。時間的制約のあるナイトクルーズでこういった土地を訪問しようとすれば、まずはポイントを絞る作業から始めなくてはならない。
ライトアップされた姫路城の画像一枚上げて「ハイ姫路。以上。」とは行かないのだ。
おっ!

郊外のバイパスの「主」、ラブホだ。
などとぼんやり走っていると、いつの間にか加古川に入っていた。

ここからは交差点オーバーパスは利用せず、側道を行く事にする。

適当な所で右でも左でも曲がってやろう。
この辺が良さそうだ。

さあ、駅はどっちだ?
見知らぬ道、見知らぬ街だ。

彷徨徘徊クルーズを堪能する。
心躍る瞬間。

ナビは便利だが、この面白さが無い。では、どれどれ・・・。
到着。

立派な駅舎である。
が、駅前はがらんとして寂しい感じだ。いわゆる「裏口」か?

駅の反対サイドに回り込んでみよう。お目当ての駅前商店街があるかも知れない。
この高架だな。

くぐった後、元の方角に進む(画像では左折)、と。
キター!

これを見に来た!
が、この石畳の道、一方通行のようだ。

駅方面(画像奥)へは進めない。
よし、歩こう!

元よりそのつもりである。
うーむ。

うーむ。

こういうのを実際に味わって楽しめないのがナイトクルーズの残念な所ではある。
この商店街とクロスする細いアーケード街がある。


入ってみよう。
知らない街を~歩いてみたい~♪ か。

親世代の頃の鬼懐メロだ。
おっ、このじけまち商店街、間口の広さからしてせいぜい数十~百m程度の小さな物と思いきや、意外と長い。

大通り(先程駅正面に回り込むため通った道と思われる)を突っ切りその先まで続いている。
交差点を渡ってさらに進む。

アーケードが途切れ一般の住宅街が現れたのを見届け、安心して(何のこっちゃ)引き返す。
しかしこの青いライト、何か意味でもあるのだろうか。


側を通る度、目が軽いハレーションを起こすのだが。
元の商店街まで戻ってきた。

もう駅はすぐそこだ。
これは・・・家の近所にもあるぞ。


これも。
加古川駅正面だ。


駅前ロータリーはこんな感じ。
そしてロータリーを挟み駅と向き合う、今回目を奪われたモノがこれ。


建築デザインに色使い、そしてお分かり頂けるだろうか、この絶妙なサイズ感。
昔懐かしい「昭和のデパート」そのものである。
「ヤマトヤシキ」か。帰ったら調べてみよう。「中身」もぜひ古式ゆかしい百貨店であって欲しいモノだ。
・・・加古川サイコーである。


ではお言葉に甘えてコーヒーブレイク。予期せぬサプライズだ。
商店街の一本東の大通り。


現在時刻は25:30、眠る「エキマエ」だ。
で、こちらはまだ(一部)眠らない、路地(失礼!)に軒を連ねる飲食店。


これまた素晴らしい。昭和歌謡の世界である。
が、この路地、小便臭くもなければゴミを漁る野良犬もいない。当然ゴミなど落ちてはいない。ひねくれ者である私は、そこにこの世知辛いヘーセーレーワを見て取る。
さて一通り散策し、満足した所でそろそろ引き上げようか。
・・・
おや?


駅前商店街入り口と接するこの通り、我らが国道2号ではないか。
この時間なら渋滞はない。よし、街並みでも拝見しながら国道2号で帰るとしよう。
おっ、明石到着だ。

国道250号と山手を走る加古川バイパスと「二本立て」の渋滞対策、なるほど。国道2号、この辺りは片側一車線か。日中の鬼渋滞が目に浮かぶようだ。
今回の締めのショットはやはりコレしかないだろう。余りにも気に入り過ぎた。

お読み頂き、ありがとうございました。