こんばんは!
さてモンキー号涙の(でもないか)ラストランから一夜明け、新たな相棒の選定に移る訳だが、選ぶ基準が「アパートの駐輪場に入るサイズでそこそこ機動力のある車両」というあまりワクワク感のないモノ。
デザイン、スペックなんて二の次三の次。
今や手元に残ったのが車齢44歳のポンコツ一台。「原付一種の遅さ不自由さを楽しむ」なんて優雅なマネはもうやっていられないのだ。
まず我が安アパートの駐輪事情を紹介させて頂くと、

段差を上げた後バイク(自転車)を直角に曲げ、アパートの階段下をくぐらせる。階段をくぐったその奥、アパート建屋の側面が駐輪スペースとなっている。
建屋側面の駐輪場、そこまで行くと割とスペースには余裕があり、中型クラスでも充分保管、取り回しが可能。この階段周辺が「関門」となる。ちなみに正面に見えるのは私の部屋ではない。粗相は絶対に禁物だ。
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ここはやはり、軽量コンパクトな車体と小径ホイールで狭い場所での取り回しに有利なスクーターがまず思い浮かぶ。
「ブログのネタ集め」という新しいバイクの乗り方を始めた事もあり、その「街乗り」に特化、進化した性能にはやはり興味シンシンである。
アパートの住人でオーナーもいる人気車PCXかライバルのNMAXか。モンキー号ナイトクルーズではバイパスやトンネルに行く手を阻まれる事もしばしばあったが、両者とも自動車専用道走行可能な150cc上位モデルをレギュラーラインナップしている。
あまり気乗りのしない買物でもそこはバイクバカ、こうして候補も定まった訳だが、やはり気になる点が一つ。我々古い世代の感覚では、スクーターは駆動系にウィークポイント抱え、どうしても「消耗品」というネガイメージが付きまとう。
が、これも半世紀近く昔の話。二輪にもAT限定免許が登場したこのご時世、この点の技術的な進歩も当然あっただろう。プロに聞いてみるのが早い。長年お世話になっているバイク屋さんへ向かう。
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モンキー号もRP22もこのお店で買った。RP22など早速「レンタル兼任在庫車」に復帰し、整備名変後に早速レンタルの予約が一件入っているという。懐かしい「元愛車」を横目に見ながらの商談だ。
「250ccだとサイズや重量が問題なのですね?在庫車でええのありますよ!」
すっかり忘れていたがこのお店、国内4メーカー取り扱いのSBS店である。特定モデルの指名買いではない場合、スズキ車を推してくる。
で、PCX160を買いに行ったのだが、結局やって来たのはコイツだ。


「オートバイご購入ではどこよりもおトクなスズキ新車SBS特別価格ですよ!」とな。
このバイク、50過ぎのオッサンが乗っても絶対似合わないだろうな、と思いつつも、「下駄バイク」なので細かい事は良いのだ。
商談中、お店のスタッフさんも言っていた。
「PCXやNMAXも良いですが、はんぐりーまんさん自称変態ライダーなんやし、ここは変態鈴菌いっちゃいましょう!」
うむ、変態・・・と言うかキャラの良く分からないモデルである。確かにワタシ好みかも知れない。
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同じデザインの兄貴分250ccはストリートファイター。MT25やZ250がライバルモデルとなる。
ところがコイツは「ガワだけ」がストリートファイター。で、燃費や乗り易さ重視のロングストローク空冷単気筒エンジン搭載だ。

ストトトトトト・・・と原二カブなんかこんな乗り味に違いない。
今時珍しいセンタースタンド。

「軽量化」はストリートファイターたる者の命題の一つだが、んな事より日常の利便性重視だ。
オンロードモデルにも関わらず、まるでパリダカラリー車のような特大泥よけ付きだ。

「不細工なので取っ払う方が多いですが、雨の日はええ仕事しますよ!」とはお店の方の弁。
蛍光色のリムテープ。

14歳の少年にはウケそうである。
で、これ最高。ブレーキペダルにもれなく溶接済み。

スズキ純正サンダル履き素足ガードだ。
このテキトーかつ天真爛漫な感じ、ひょっとしてアジアンバイクか!?

如何にも印度のバイクである(ロイヤルエンフィールドではない)。
(アジアン関係なく)最近のバイクでどうもビジュアル的に好きになれないモノ。

この握りのエビ(シャコ?)のようなリアフェンダーだ。
フェンダーレスキット装着で一発解消なのだが、このバイク、車体も小さく収納スペースがほとんどない。そこで振り分け型のサドルバッグで「隠す」方向で検討中だ。
それと、うーん、とにかくツッコミどころ満載なのだが、このストリートファイター風デザインという奴、私個人的に、メーターパネルやヘッドライト等フロント周りが小さく、かつ下方にマウントされ過ぎていて、外観全体のバランスを損ねているように思う。

例えばこの角度なんか、ヘッドライトが無いように見える。
そこでポチる。

納車日前に届いた。
で、せっかくコンパクトに造ったフロント周りにプラの板切れを取り付けてやった。

我々古い世代の感覚では、これくらいで全体のバランスが取れているように感じる。
おっ!ちょっとKATANAっぽい?

でもないか。が、まあこのカオスでフリーダムなアジアンストリートファイターモドキ、何でもアリだ。
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このジクサー150だが、ネット等で意外にも「走り」の評判は良い。曰く、高速道路でも80~90km/hまでなら問題なし。一方街中では太いトルクを生かし125ccクラスと比較して完全に1クラス上の本格的な走りを楽しめる・・・云々。
で、こうして納車日を迎え少し走った「ファーストインプレ」だが、うむ、全く非力である。
むろん「慣らし運転」という条件は付くのだが、トップギア50km/hで4000rpmも回っている(レッドゾーン9500rpmから)。ここからプラス10km/h速度を上げようとすれば、かなり大きくスロットルを開ける必要があり、これでは慣らし期間中の60km/h巡航は苦しいと言わざるを得ない。
が、元より非力なバイクや鈍重なバイクは好物である。慣らし運転の事は考えただけでもダルいが、これも「使い切って走る」楽しさの裏返しというモノ。この、なーんとなく安っぽい操作感も程良い「調味料」となる事間違いナシ。楽しみである。
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やはり、小さいバイクが好きである。
が、ゼロハンはもう違反トラップ(規制)が多過ぎてすっかり走りにくくなった。だからと言ってニーハンではデカ過ぎる。で、中を取ってイチハン(150cc)。
車格性能は原付二種並。ただし走行中ふいに自動車専用道が現れても慌てずに済みますよ、という「特典」が付く。
今時の原付二種の性能を考えれば、この「自動車専用道走行不可」、これもいい加減不条理なバイク規制と言える。あのトンネルやオーバーパス、時間短縮という「サービス」と引き換えに料金を支払い任意で利用する高速道路とは全く別の物。
「バイク規制フリー」最小排気量車、その実力の程や如何に。
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スズキ車は10年ほど前に所有していたK125以来だ。

あまり気乗りのしない買い替えではあったが、やはり色々と楽しみは尽きない。
お、おう、鈴菌来たか。
お読み頂き、ありがとうございました。