以下の内容はhttps://hrroct.hatenablog.com/entry/2025/10/31/232524より取得しました。


WSLにTeraTermで接続する方法(SSHなし)

はじめに

Windowsからのssh接続をするとなると、WSL側でsshサービスを立ち上げる必要があり、PC起動後にひと手間かかります。

hrroct.hatenablog.com

これまではPC起動時に自動的にバッチ処理で立ち上げていたので、特に手間というほどのことはなかったのですが…。
あるタイミングのWindows Updateでプロキシ設定がWSL側に同様に適用されなくなり、Windows側からのsshサービス立ち上げがうまく行かなくなりました。
(これはこれで解決したいのですが、未だ対応する余裕がなく…)

そこで今回は趣向を変えて、そもそもsshでの接続をしない方向で攻めます。

やりかた

Cygwin + wslbridge2 で対応します。
WSLができて、もうCygwinに頼ることはないと思っていたのですが、ここにきて回帰することになるとは…。

wslbridge2 の導入

wslbridge2 とは、

github.com

Explore various ways to connect Windows Subsystem for Linux (WSL) with Windows terminal emulators and command line programs.

(DeepL訳) Windows Subsystem for Linux (WSL) を Windows ターミナルエミュレータコマンドラインプログラムと接続する様々な方法を探る。

というわけで、Cygwinに限らずmsys2でも可能らしいのですが、今回はCygwinで。
リリースノートのページから、下記2つのファイルを落としてきて、展開します。

https://github.com/Biswa96/wslbridge2/releases
wslbridge2-backend.zip
wslbridge2-cygwin.zip

そして適当な場所に配置します。

C:\MyApps\wslbridge2\wslbridge2.exe  
C:\MyApps\wslbridge2\wslbridge2-backend

このままだと起動せず、 cygwin1.dll がないと言われることになります。
そのためにCygwinを入れることになります。

Cygwinの導入

www.cygwin.com

ちなみに、Cygwinとは…

・a large collection of GNU and Open Source tools which provide functionality similar to a Linux distribution on Windows.
・a DLL (cygwin1.dll) which provides substantial POSIX API functionality.

(DeepL訳)
・Windows上でLinuxディストリビューションと同様の機能を提供する、GNUおよびオープンソースツールの大規模なコレクション。
・POSIX APIの主要な機能を提供するDLL(cygwin1.dll)。

ということで、今回の用途は主に後者、DLLファイルに用があります。
ダウンロード、インストールをすれば、規定の通りなら下記ディレクトリにDLLファイルが存在すると思います。

C:\cygwin64\bin\cygwin1.dll

そして、Windows環境変数に下記を追記して、Pathが通るようにしておきます。

C:\cygwin64\bin

更に、Cygtermのコンフィグファイルの修正を行います。
(これには管理者権限が必要ですので、メモ帳を管理者権限で立ち上げるなりで開きましょう)

C:\Program Files (x86)\teraterm5\cygterm.cfg

ファイルが上記の場所にありますので、下記のように修正します(wslbridge2を経由して起動するイメージ)。
バックスラッシュはエスケープ目的で2つ重ねます。

SHELL = auto

↓↓↓

# SHELL = auto
SHELL = "C:\\MyApps\\wslbridge2\\wslbridge2.exe" -W~

ここでの W オプションは下記の意味合いがあります。

-W or --wsldir: Changes the working directory to WSL path.

最後に、下記を実行してTeratermが立ち上がれば一旦成功。
一緒に立ち上がってくるbackendのプログラムが気になるところですが…これはしょうがないものとして一旦放置です。

C:\Program Files (x86)\teraterm5\cygterm.exe

cygconnect(TeraTermマクロ)で起動したい

私がTeratermを使い続ける理由のほとんどはマクロ機能なので、マクロから起動できないと意味がありません。

動作確認としては、

cygconnect;

とだけ記載したwsl.ttl (名前は何でもいいですが拡張子をttlとする) を作成して、これを実行することで同様にTeraTermが開けばOKです。

ちなみに私は、下記の不具合を踏んでうまくいかなかったので、Teratermを最新にしておくことをオススメします。
私は teraterm-5.4.1.exe でうまくいきました。

github.com

最後に

これでsshに頼ることなく、WSL2への接続が可能になりました。
皆様のWindowsでの快適な開発ができることに寄与できたのなら幸いです。

以上でした!




以上の内容はhttps://hrroct.hatenablog.com/entry/2025/10/31/232524より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14