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ちょっとした玩具


久々のMNG……ということで、スマホ用のちょっとした玩具をAmazonで買ってしまいました。


HIKMICROのサーモグラフィーカメラ「MiniE」です。


スペックとしては、赤外線センサーの解像度が96×96ピクセル、測定温度範囲が-20℃~150℃または100℃~400℃、温度感度が50mK以下、フレームレート25Hz……というもので、同社製品の中ではエントリー機なのですが、その分、価格は19900円とかなりお安くなっています。


対抗製品としては、この分野の老舗であるFLIRの「FLIR ONE Gen 3」があったのですが、こちらは価格が25000円近くする上、

  • 解像度が80×60ピクセルと低い
  • スマホ本体とは別に、カメラ側のバッテリーに充電が必要で、運用が面倒
  • 測定点が中央1点に限られる
  • フレームレートが8.7Hzと低い*1

といった問題があり、MiniEに軍配が上がりました。HIKMICROは「Hangzhou Hikmicro Sensing Technology」という中国企業のブランドですが、一部製品についてはサイトロンが代理店を務めていますし、少なくとも極端に怪しいメーカーというわけではないでしょう、
www.sightron.co.jp


パッケージを開けると、内容物は多言語対応の説明書のほか、カメラ本体とLightningアダプタ、USB-Cアダプタ、USB-C延長ケーブル、ハードケースとなっています。


カメラ自体の端子はUSB-Cなので、古いiPhoneで使う場合にはLightningアダプタを使います。一方、USB-Cアダプタの方は、スマホのケースが分厚いなどの理由でカメラ本体が干渉してしまう場合に「下駄」を履かせる意味で使用します。


また、延長ケーブルを使えば、カメラをスマホ本体から離した位置に設置できます。ただ、ウチの環境(スマホはPixel 9a)では、この延長ケーブルを使うとカメラが認識されませんでした。他の機器で試した結果、ケーブル自体に問題はなさそうなので、いわゆる「相性」の類(例えばネゴシエーションの遅延時間の設定 etc.)なのかもしれません。


使い方は極めて簡単で、同社の「HIKMICRO Viewer」というアプリをあらかじめダウンロード、インストールしておけば、カメラを接続するだけでビューワーが立ち上がって即座に使用可能になります。


アプリの使い方は、迷う余地がほとんどないほど簡単。下の「測定」の項目では、画像中の最高温度、最低温度の箇所を示す機能などがあります。


特に便利そうなのは、任意の3点の温度を追跡、表示する機能で、これがあるがためにこの機種を選んだようなものです。FLIRの製品だと、「FLIR ONE Gen 3」より上位の機種でないと実現できません。


 

このほか、表示の色合いを変更したり、画像のコントラストなどを変更することも可能です。


また、アプリからスマホ側のカメラを呼び出して、オーバーレイ表示することも可能です。これにより、現在撮っているモノ、場所を確認することが可能になります。


ただ、一般的なスマホの場合、カメラは本体上部、USB-C端子は本体下部にあることが多いため、どうしても視差が大きくなって、可視画像と赤外線画像とで無視できない差が生じがちです。ここは、スマホ本体のカメラとは別に、可視光用のカメラを赤外線カメラと近接した位置に備えているFLIR製品に軍配が上がります*2


とはいえ、それさえ除けば機能的には十分で、ガジェットとしてなかなか楽しめそうです。

*1:米国政府による輸出規制のため。

*2:FLIR製品の場合、可視画像の輪郭を赤外線画像と重ね合わせて、物体の詳細を分かりやすく表示することが可能です。https://www.flir.jp/flir-one/の「FLIR MSX 違いを見る」参照。




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