…マリウスからの電話…
昨日、マリウスから
「あるいは…坊主と寺を変えてもいい?」と電話がきて
『アタシが行くか?』
「大丈夫」
『なら全ての責任は私が取るから、遺族と故人の為に善処して、これは業務命令ね』
「ありがとう」
と言った会話があったの
これで何かあっても私の責任になるよね
マリウス曰く、私達が紹介した真言宗の坊主の…枕経での説法がね、なんか高圧的で、マジ説教で…故人と遺族に寄り添った話し方じゃないんだよ
よりによってこの故人…脳幹グリオーマ闘病の末、虹の橋を渡った中学3年生の女の子
病院から自宅に連れ帰って来た時、両親は放心状態だったのに、凄いジジイ坊主の、上から説法を聞いたらさらにグチャグチャになって…
「マズいな…」と思った担当のマリウスが、私に電話してきたの
寺は斜陽産業だってのに「僧侶の自分は人格者で偉い」と錯覚してるヤツが居るからね。
特にボケかけた○人坊主に多い傾向があるよ
こんな時、私達は遺族の菩提寺じゃない限り寺と坊主を取り替える
だから稀に枕経の寺と、通夜葬儀の寺が違う事があるよ
(菩提寺でもあまりに酷い時、私は2人のお母さん顧問弁護士を連れて「なぁ住職、私達あの事知ってんだけどな~」とチャーミングな魔法のエッセンスを振り撒いてくるよ)
マリウスはやる気満々で寺に乗り込み

「ウチの遺族に何て説法するんだ!!二度と新しい檀家を紹介しねーぞ」とチャーミングな魔法をかけたら(彼女の随行秘書の談)
夕方、マリウスの説法録音を聞いた若坊守(奥さん)から話しを聞いた、若坊主が飛んできて
遺族に土下座して謝って「通夜と葬儀は私が来ます」だそうだ
しかし…そんなに坊主って偉いのか?
然もあらん
……桃子の日誌…