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『李王家の縁談』林真理子|我が子の縁談をまとめる母親

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『李王家の縁談』林真理子

文藝春秋[文春文庫] 2024.12.08読了

 

室の結婚事情が書かれた小説である。なかなか日本の皇室を題材にした小説というのはない(書きにくいだろうしな〜)と思っていたら、解説を読んで過去に『美智子さま』という小説が刊行されたときに一悶着あったというのを初めて知った。イギリス王室ものは結構目にするのに、日本の皇室ものは見かけないと思っていたらそういう経緯があったとは。

 

実に基づいたフィクションである。林真理子さんは、梨本宮伊都子(いつこ)妃が残した80年あまりの日記(小田部雄次著『梨本宮伊都子妃の日記 皇族妃の見た明治・大正・昭和』)を紐解いてこの小説を完成させた。私は恥ずかしながらこの梨本宮伊都子さまのことを知らなかった。

 

正時代、伊都子妃という美しい皇族の方が、娘の方子(まさこ)女王をどこに嫁がせようかと悩んで、当時朝鮮の王室の王世子・李垠(イ・ウン)に嫁がせた。方子の妹の規子(のりこ)女王や、李垠の妹の縁談も、伊都子妃が次々と進めていく。

 

族の結婚事情というものを知らなかったから新鮮な気持ちで読めた。皇族は母親が我が子の縁談をまとめるのが普通で、恋愛結婚なんてあり得ようがなかった。ここまで全てを母親に決められるというのもちょっとキツいというか。父親は関与せずなのだろうか。皇族だからという意味ではなく、親が決める縁談が普通に多かった昔の風潮が皇室にもあったんだなぁ。

 

都子の父親がかつて牛の種痘を植え付けられた過去があったという部分を読んで、これはまさに吉村昭さん著『雪の花』の内容なのだろう。

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後の一文にはギョっとしてしまった。結局今までのことは骨折り損になるのかと…。時代は移り行くのだ。

 

う考えると、今の皇室ではある程度自由な恋愛ができるように変わってきた。もちろん美智子さまもそうであったが、秋篠宮文仁親王の長女眞子様は大学時代の友人である小室圭さんの元に嫁ぎ、いまはアメリカで自由な暮らしをしている。幸せに暮らしていると良いなぁ。あとは日大ラグビー部の件でごたごたがあった林真理子さん、元気でいらっしゃるかしら。

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