やはり出そうもないか

八代での奇門遁甲の講義を終えて少しのんびりしている所に知人から失物占の依頼があった。なんでも新幹線で移動している時にストールを失くしてしまったのだそうだ。思い入れのあるストールみたいだった。
三課四課に依頼人の年命が両方出ているので三課が依頼人かと思ったのだけれども、今落ち着いて考えてみるとやはり通常通り三課か四課が失くしたものそれ自体と見るべきだと考える。となると一課干上神が依頼人で白虎が乗じているのだが、白虎は交通の象なので新幹線での移動中というのが現れていることになる。
支上神は功曹寅だが、安倍晴光の射覆占で大衝卯から「紙帛ヲ以テ緒トナス」としているので、木行から布帛を読み取って大丈夫そうだ。六合が乗じているので身体をゆったり包むものとしてストールは合っているだろう。
三課が失物それ自体となると四課が在処ということになる。ところが四課の徴明亥は玄武の本地だ。玄武には盗賊の象があるわけで誰かが持ち去った可能性は捨てきれない。乗じているのが天空なので、もうないともとれる。
三伝は全て土行で日鬼となっている。元首課だが発用の干上神は日干を尅しており、単純に吉とは言えない元首課だ。末伝は日墓で四課と合わせて出そうもないというのが第一感となる。ただ支上神が脱とはいいながら発用を尅しているのと、中伝は空亡していて断橋だし末伝は空亡に坐していて足折となるので、これを日鬼の凶が弱まるととればワンチャン出るかもしれない。失物ということを考えると応期は空亡明けの本日甲午日となりそうに思う。
そして今日、出て来なかったのだそうだ。となると中末伝が空亡で四課に盗難の象がある以上、出ることはなさそうに思う。
※2025-11-22追記あり。