八宅の本命卦
八宅の本命卦は8ではなく9の周期で変遷して行く。そして男女で回り方が逆になっている。説卦伝による後天方位を使って本命卦を紫白九星で表すとこんな感じになる。
| 女 | 三碧 | 四緑 | 五黄 | 六白 | 七赤 | 八白 | 九紫 | 一白 | 二黒 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 三碧 | 二黒 | 一白 | 九紫 | 八白 | 七赤 | 六白 | 五黄 | 四緑 |
そして五黄は中宮なので、陰遁の男は坤卦、陽遁の女は艮卦となる。この八宅周辺の本命卦の回り方とか、五黄の時の男女の対応の仕方とかを考えると、どうも男女というものの陰陽に対して逆の対応の仕方になっている感じがする。普通は男が陽で女が陰となると思う。
なお男の本命卦の九星は、年の紫白九星と同じなので、女の九星だけ9を法として年の紫白九星に対して足して6になる九星を計算することになる。ところで、男女の本命卦九星が同じになる三碧だけど、やはり説卦伝の、
萬物出乎震
(大意)全てのものは震から始まる。
じゃないだろうか。やはり八宅の本命卦や紫白九星と説卦伝には深いつながりがあると思う。
余談だけど、
日本の九星術には九星の回りに男女の別が無い。これだから日本の占いはダメダメなんだ。
という主張には与しない。日本の九星術の原型となった『陰陽方位便覧』の著者は、八宅本命卦の九星の回り方に男女の別があったのを知った上で、九星術での本命として男女で同じ紫白九星を採用しているからだ。