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『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』

 病弱な男子とその父、そしてそのふたりの世話をする若い女が、荒野で隠れ住んでいたところを襲撃された。父は敵を巻きこむ爆発のなかに消え、息子をたくされた女は逃亡劇をはじめようとする。その女の名は峰不二子。息子の治療のために男が横領した大金が目当てのようだが……


 2019年の中編アニメ映画。小池健がキャラクターデザインと監督をつとめ、原作から劇画的な雰囲気を特に抽出する実質OVAな映画シリーズの第三弾。

 これまでどおり約一時間の前後編という枠組みだが、この密度なら全体でも30分から40分くらいの尺で充分だったのではないか。五ェ門が登場しないくらい登場人物を削っているが、やりすぎで話が簡素になって歯ごたえがない。
 アニメーター監督らしいこだわりなのか段取り的な芝居作画が多くてテンポがゆるいし、争奪対象となる少年が意固地すぎて状況を動かさず、会話するために場面が停滞しがち。敵の殺し屋も人格は「子供」にすぎないので、それほど魅力がない。
 さすがにこのシリーズらしく作画は良くて、服が裂かれ乳首がまろび出ながら身体をしなやかに動かす峰不二子レスリング的なアクションは見ごたえあるが、数は少ないし短い。敵の攻撃がありきたりな3DCGを多用しているところも、近年では珍しく自動車を見事な手描き作画で動かすようなシリーズにおいて、劇画的な映像の魅力を減じてしまっている。


 最後のちょっとしたどんでん返しは悪くないし、そこでけっこう非道な選択をする峰不二子に原作っぽさも感じはしたのだが……
 敵の殺し屋の設定開示から、一挙に前作*1までの2作品を連続ストーリーへと転換する、次作以降へのつなぎ回の要素が大きかった。




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