自分より幼い子供たちがプリキュアごっこをしているところを紫雨が見かける。そこで公式ファンクラブをつくろうと皆に提案する。アイドルプリキュア研究会はあるが学校関係者でなければ参加できないので、より広いファンに向ける意義があると認められ、さっそく田中が準備に奔走する……
金杉弘子脚本、横内一樹コンテに岩井隆央演出で、作画監督はノエル・アンニョヌエボと竹森由加と村山里野の共同。作監が多いわりに絵柄のブレが少なく、初めて前面に出たチョッキリーヌの顔立ちに少し違和感があったくらい。
2クール目の折り返しでさまざまな新展開や新情報はあるが、物語の温度は完全に日常の一幕。紫雨が父の思い出を語ったり*1、浄化技がキュアキュンキュン単独だったりしつつも、「プリキュア」としては通常のノルマをこなした印象が残る。これまで上司として部下に指示してばかりのチョッキリーヌがついにプリキュアと前面で対峙しながら、特別に怪物が強化されたわけでも部下とは異なる強さの格を見せたわけでもないからだろう。
通常回と変わらないため、これまでの延長でファンクラブ1番2番に入ったカッティーとザックリーが、タナカーンと知り合いの妖精だったという驚きの真相も、もっとドラマチックにもりあげられそうなネタをあっさり明かした印象が残った。考えてみると可能性として想定できて当然だし、ファンクラブ開設で田中が過重労働気味なところに助けてもらえそうな知人と再会できたことは今後の仲間化にもつながりそうだが。