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「ラドンもそうだそうだと言っています」は、文脈的には同意ではなく対立維持の表明だよね

寸借詐欺疑惑で知られる*1大田区議のおぎの稔氏が、日赤献血ポスターについて下記のようにツイートしていた。

しかし第1弾と第2弾でポスターに差異があること自体は間違いなく、個々の論者の基準にてらしあわせて評価を変えたのならば、そこに何も不思議はない*2
個々の基準がどのように評価に反映されているかや、基準の妥当性は個別に論じるしかないが、おぎの氏は具体例を示していないので何とも言えない。


さらに、なぜ「ラドンもそうだそうだと言っています」という台詞を引用しているのか、実際の作品を見ていないのか、と不思議に思った。
映画『三大怪獣 地球最大の決戦』でその台詞が出てくるのは、ゴジララドンが誤った態度をとった場面に位置づけられている。

  • 発売日: 2014/04/23
  • メディア: Prime Video

直前まで、ゴジララドンはたがいに争っていた。そこにモスラキングギドラという新たな脅威を知らせ、共闘を求める。
しかしゴジララドンは拒絶した。人間がどうなろうと関係ないとゴジラが主張し、それにラドンが「そうだそうだ」と同調した。


つまり「そうだそうだ」は、共闘すべき時に意固地になって敵対をつづける態度の一環なのだ。たがいに謝るまで対立をつづけることも表明される。
もちろん最終的にはモスラゴジララドンが協力して、キングギドラを撃退する展開になる。むしろ作品全体では適切に手のひらを返すことが肯定された。
良くも悪くもインパクトのある表現なので、台詞単体で引用されるまでは理解できるが、おぎの氏の主張にはそぐわないのだ。


おぎの氏はアカウント名に「otaku」を入れるくらいアニメやマンガとの親和性を表明し、ツイートにたびたび台詞を引用している。
しかし下記のように、まとめブログのデマを信じたツイートで引用したりと、むしろ表現の価値をさげるようなふるまいが目につく。

うまいことを言いたくなる欲があるのはしかたないとしても、もう少し作品に対する愛情があってもいいのではないか。

*1:m.facebook.com

*2:ちなみに私個人としては、「漫画のタイトルすら聞きおぼえがなく、私個人はどの立場からも確信をもって主張しがたい」「考えるようにうながすことは、それ自体がひとつの自由であるべき言論だ」「日赤側は批判に対して反論することも、批判を受けいれつつ表現をとりさげないことも、あえていえば批判を黙殺することもできる」というくらいの立場を最初に表明した。 hokke-ookami.hatenablog.com




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