小粒ながらなかなか面白い西部劇
アメリカ、アンドリュー・V・マクラグレン監督、98分
1909年のアリゾナ州。刑務所の囚人たちが、監視役を射殺して逃走した。逃走犯のリーダーは先住民との混血児で凶悪な殺人犯として収監されていたプロボだった。
彼は7人の囚人を手下に加えて列車に乗り込み、自分を逮捕した元保安官サム・バーゲードに復讐するためにトゥーソンに向かう。そのバーゲードは1年前に保安官を引退し、一人娘のスーザンと二人で暮らしていた。
プロボはサムの自宅に乗り込みスーザンを誘拐する。

バーゲードは引き留めようとする保安官のメイたちを振り切って追撃を決意し、彼の熱意に押されたメイたちも同行する。さらに、スーザンの恋人のハルも同行を願い出る。しかし途中で保安官たちは町に戻ってしまう。バーゲードとハルだけが追跡を続ける。
スーザンは逃亡犯の男たちのレイプの標的にされ、二人の男に犯される。それを知っても恋人のハルは冷静に対処し、「命あっての物種だ」と自分を抑える。
やがて岩山での激しい銃撃戦が始まる。

鉄道、電話、自動車などが主流となりつつあったアメリカの新時代に適応した作品。
同じマクラグレン監督作品の「シェナンドー河」のゆったりとした流れはなかったが、98分という短い尺で、それだけにシンプルなストーリーでインパクトの強いものになった。