いつの間にか長い年月が過ぎていた
アメリカ、ジャスティン・チャドウィック監督 147分
イギリスからの独立後も、白人によって黒人が迫害されるという人種隔離政策“アパルトヘイト”が続く南アフリカ共和国。弁護士のネルソン・マンデラはそんな状況に疑問と怒りを感じるようになり、反アパルトヘイトを訴える活動に身を投じるようになる。

だが、政府の政策は強硬になり、マンデラは武装闘争を選択。しかし、テロに走った彼は逮捕されてしまい、1964年、国家反逆罪で終身刑を言い渡される。
最初の妻エヴリンとの間に子供が生まれ、幸せな日々を送っていたがエヴリンはアフリカ民主会議(ANC)に身を投じ不在がちなネルソンを責めるのだった。
やがて二人の結婚生活は破綻し、その後二番目の妻となるウィニーと出会う。投獄されたネルソンを励まし、支えるウィニーに強く惹かれ二人は結婚する。

青年時代に反アパルトヘイト運動に身を投じ、27年間もの獄中生活の後に大統領に就任したマンデラが歩んだ激動の人生を、彼を支えた二度目の妻ウィニーとの愛の軌跡とともに描きだす。
白人への怒りと復讐から過激化してゆく行動、しかしそれは黒人の間でも熾烈になって黒人同士の殺戮が始まる。最後にはマンデラも妻との考えが一致しなかった。そして不仲がささやかれる。このように決してマンデラを美化しないという条件で映画化された。
マンデラは2013年、95歳で亡くなった。