後半は見ごたえのあるドラマになっていた
フラワーショップを開くという昔からの夢を実現すべく、ボストンにやってきた若い女性リリー。そこで彼女はクールでセクシーな脳神経外科医のライルと知り合い、情熱的な恋に落ちる。

幸せな日々を過ごす2人だったが、彼らはそれぞれ過去に秘密を抱えていた。ライルは6歳の時、誤って銃で兄のエマーソンを殺していた。それ以来、人が変わったようになり、心を開かなくなっていた。そして衝動的な暴力を振るうことがあった。
リリーは父の葬儀で父の好きなところを一つも挙げられなかったことに愕然とする。なによりも父は暴力的で母親に暴力を振るっていたのだ。それがリリーにとってトラウマになっていた。

そしてリリーは学生時代にホームレスの男性アトラスと親しくなり、初体験を経験する。父はアトラスにも半殺しにするほどの暴力を振るっていた。
後にリリーはレストランの経営者となっていたアトラスと再会する。アトラスとライルという二人の男の間で揺れ動くリリーだった。
リリーはライルと最初こそロマンチックな出会いだったが蓋を開けてみたら暴力的な男だった。ところが謝罪を信じて結婚する。そして出産を機にリリーはライルに離婚を切り出す。
ラブシーンが多くてうんざりしたが、思っていた以上に見応えあるヒューマンドラマにもなっていた。「ふたりで終わらせる」のふたりとは誰の事か、そして何を終わらせるのか。そこにこの映画の深い意味がある。原題は「IT ENDS WITH US」