封印されたマスターテープに残っていた衝撃映像
オーストラリア、コリン・ケアンズ、キャメロン・ケアンズ監督 93分
1977年のハロウィンの夜、テレビ番組「ナイト・オウルズ」で司会を務めるジャック・デルロイは生放送でオカルトライブショーを行うことで人気低迷を挽回しようと目論んでいた。

霊聴師や催眠術師のマジシャンが登場し、ポルターガイスト、悪魔祓いといった怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露されると、視聴率は過去最高を記録。ジャックは生放送中に悪魔を降臨させようと思っていたのだ。
視聴率獲得のためには手段を選ばないジャックは、テレビ史上初となる“悪魔の生出演”を実現させようともくろんでいた。

怪しげでインチキ臭い超常現象が次々と披露されるなか、この日のメインゲストとして、ルポルタージュ「悪魔との対話」の著者の著者ジューン博士と本のモデルとなった悪魔憑きの少女リリーが登場する。ジャックはリリーに悪魔を呼び出すように説得する。
番組がクライマックスを迎えた時、思いがけない惨事がおこる。ジャックは視聴率を上げるために破滅という代償を払った。
ホラー界の巨匠スティーブン・キングが「実に見事! 目が離せなかった!!」と絶賛したという。胡散臭い物語だったが、いつの間にか引き込まれてゆく。幻覚が全編を覆う。まるで観客になってテレビ番組をみているようだった。
カメラ越しにこちらを見つめ続ける少女リリー、視聴率のことだけを考えている司会者ジャックの空虚な瞳、うさんくさいゲスト、バカバカしいジョーク、呪いの数々、いかにもテレビ番組らしいテーマソングといったレトロな雰囲気が恐怖を盛り上げてくれるホラー。