ラストシーンの太平洋の美しい青さ
1947年、メイン州ポートランド、妻とその愛人殺しという無実の罪でショーシャンクの刑務所に投獄された元銀行副頭取のアンディ。

終身刑の「調達屋」レッドは何度かの仮釈放を却下されていた。アンディは小さなロックハンマーを注文し、レッドと親しくなる。レッドの回想で物語は進む。アンディは暴力や理不尽な仕打ちに耐えていた。
アンディたちは屋根の修復作業中、鬼看守ハドリーの遺産相続と相続税の話を聞き、作業仲間たちへのビール提供と引き換えに節税方法を提案、これをきっかけに受刑者仲間から信頼され、刑務官たちからも一目置かれるようになっていく。
アンディはやがて刑務所長や看守たちの税務相談を受けるようになる。

しかし自らの無実を証明するチャンスを刑務所長に握りつぶされ、そのあくどいやり方に反抗してアンディは20年間コツコツを開けた穴から脱獄をする。
その後、レッドは服役40周年目に仮釈放が許可される。彼はアンディのメモを頼りに目的地メキシコへ行き、再会を果たす。
アンディは暴力に耐えながら人間らしさを失わずにいた。他の囚人たちが彼に感化されて希望を持ち始める。過酷な状況下でも誰も希望は奪えない。希望が叶う見込みがあるから努力するのではない。ただ努力するのみだった。10年、20年という年月が刑務所の中では簡単に流れてゆく。
「必死に生きるのか、必死に死ぬのか」と問うアンディ。彼の自由は自らの力で勝ち取ったものだ。爽快な逆転の結末が大きな感動を呼ぶ。