俳優ユアン・マクレガーの実生活を彷彿とさせる
アメリカ、エマ・ウェステンバーグ監督、102分
俳優のユアン・マクレガーと実娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーが親子役で共演し、父と娘の愛と回復の旅を綴ったロードムービー。
実生活でも、長年連れ添った妻との離婚や再婚によってクララとの親子関係に問題を抱えていたユアンとクララの実体験を彷彿とさせる。

妻と離婚して長い間疎遠だった20歳の娘が酒とドラッグの過剰摂取で死にそうになった。責任を感じた47歳の父親は娘を旅に連れだす。娘は幼い頃の父親との楽しい日々を思い出して、悲しみに耐えていた。
二人はどのように父と娘の関係を修復していいのか分からず、旅を続けていた。

父親には再婚妻と子供がいた。娘は自分を捨てた父親を許すことができなかった。いくつかの小さなエピソードが映画を彩っていた。やがて目的地に近づいてくるが、娘は目的地について何も知らされていなかった。娘は目的地がリハビリ施設だと知って反発し、一人で夜の街に飛び出してゆく。
そこである怪しげな男と出会う。
感動作でもすぐれた作品でもないが、どこか手作り感のある荒削りの映画だった。それが案外、新鮮な感じがした。親子の普遍的な物語だった。
ちなみに「ブリーディング・ラブ」とは「あふれる愛」の意味。