自由に心のままに生きてゆく
韓国、ミン・ヨングン監督、124分
超写実的な絵画を前に一人の女性が見入っている。彼女はその絵のモデルだった。しかし絵の作者とは音信不通だという。絵の作者のブログをたどりながら過去を遡って二人の女性の友情物語が描かれる。

1998年、済州島、小学生の頃、転校生してきたアン・ミソはコ・ハウンと友達になる。それから何年か後、二人は高校生になるが、相変わらず青春を謳歌していた。
絵を描きながら世界中を旅したいという自由奔放に生きるミソと堅実な暮らしを望むハウンは性格も価値観も違っていたが大の親友だった。その関係がいつまでも続くと思われたが、一人の男子高校生ジヌが現れたことで二人の関係は急激に変化してゆく。
ハウンはミソに言う「私以上にあなたを愛している人はいない」

お互いのことを思いながらも仲たがいをしたり、疎遠になったりしながらも16年が過ぎたある日、ハウンは秘密を抱えたまま、ミソの前から忽然と姿を消してしまう。
やがてハウンは娘を産んだ後、大量出血で亡くなってしまう。ミソはハウンの残した生まれたばかりの娘を守って生きてゆく。
オリジナルの2016年の中国映画「ソウルメイト/七月と安生」も見事な作品だったが、この韓国版もちょっと分かりにくいところはあるが、優れた作品だった