救いのない恐怖が続く
ニューヨーク、高級レストランのウェイトレス、フランシスは帰宅途中の地下鉄で誰かが置き忘れていたハンドバッグを見つける。遺失物係に届けるが無人だった。
バッグの中の証明書の住所にバッグを届ける。落とし主はグレタという中年の未亡人だった。

母を亡くしていたフランシスはグレタと親しくなるが、ある日、キャビネットの中にあった大量の同じバッグを見つけ、それには女性の名前がメモされていた。グレタはバッグをわざと置き忘れ、届けに来た女性と親しくなるのが目的だった。
グレタは4年前に娘二コラを亡くしており、その代わりになる若い女性を求めていたのだ。フランシスはグレタの企みを知り、彼女から遠ざかろうとする。

しかしフランシスの冷たい態度にグレタは異常なストーカーとなって、フランシスに付きまとう。その行為はルームメイトのエリカの身にも及ぶようになる。グレタの狂気は止まることなく、ますます過激になってゆく。それがやがて恐ろしい事態を招いてゆく。
一体いつまで続くのかという不愉快なゾクゾク感いっぱいのサイコスリラーだった。グレタ役のイザベル・ユペールのサイコ的演技が印象に残る作品だった。