ノンストップ・アクションの醍醐味
フランス、フレッド・カヴァイエ監督 85分
パリの病院、看護助手のサミュエルの妻ナディアは妊娠中で出産を待ち望んでいたが、何者かに誘拐されてしまう。サミュエルは交通事故で病院に運ばれた瀕死の男を3時間以内に警察の監視下から連れ出すように脅迫される。
瀕死の男は殺し屋で指名手配犯のサルテだった。

サミュエルは犯人の要求に従い、サルテを連れて病院を抜け出す、そのために殺人課の刑事たちやヴェルネールの率いる捜査班に追われる事態になる。
実はこのヴェルネールが一連の事件に関与しており、部下の捜査班の刑事たちも犯罪に加わっていたのだ。彼は警察官でありながら、裏家業として殺人を引き受けていて、そのために罠におとしいれた殺し屋のサルテを殺そうとしていたのだ。

サミュエルはなんとしても身重の妻を助けたかった。そのために殺し屋のサルテとサミュエルの間に、緩い協力関係が生まれる。二人でヴェルネールやその仲間の刑事たちに立ち向かってゆく。
さすがフランス映画らしく85分の中に面白さが凝縮されていた。スピーディでテンポもよくサスペンス映画として満足のいく内容だった。