何といっても犯罪がらみの韓国映画は面白い
韓国、キム・ソンフン監督 111分
殺人課の刑事コ・ゴンスは母親の葬儀に向かう途中、不注意から男をはねてしまう。やむなく死体を母親の棺桶の中に入れて埋葬する。
はねられた男は手配中の殺人犯イ・ヴァンミンだった。ゴンス刑事は事件をもみ消そうとアリバイ工作をする。

しかし轢き逃げの一部始終を見ていたという男パク・チョンミンから脅迫を受け、追い詰められてゆく。パクは悪徳警官で、彼は押収した麻薬を横流しして、莫大な利益を得ていた。
やがてイ・ヴァンミンは車にはねられて死んだのではなく、その前に銃で殺されたことが分かる。
死んだイ・ヴァンミンはパクから金庫の鍵を盗んで、それを一番安全な場所の体内に隠していた。パクはゴンスが死体をどこに隠したのかを知らなかった。パクはその鍵を取り戻そうとしていたのだ。

真相が明らかになり、ゴンスは警察を辞め、地道に暮らそうとしていた。ところが偶然にも金庫の鍵を見つけ、引き出しに行くとそこには予想しないものがあった。
ゴンスは最後まで轢き逃げを隠そうとするためにかえって深みにはまってゆく。そして彼は途中であきらめることなく、とことん最後までやりぬく。金庫の中を見た時にやっと「最後まで行く」の意味がわかる。
この作品は中国、フランス、日本でリメイクされた。