実話に基づいた物語
アメリカ、マイク・ニューウェル監督、147分
1978年、FBI潜入捜査官のドニーは宝石の鑑定士としてマフィアの末端でうだつの上がらないレフティに近づく。
頭脳明晰で度胸のあるドニーをレフティは気に入り、弟分としてマフィア仲間に紹介し、事あるごとに親身になって世話を焼くのだった。
しかしドニーは盗聴器やビデオテープでマフィアの情報をFBIに流し、大きな成果を上げていた。

その一方、ほとんど家に帰ることのないドニーは家庭での妻や娘たちとの生活に亀裂が入っていた。口論が絶えない妻とよそよそしい娘たちに囲まれていた。ドニーは家庭と仕事の狭間で葛藤していた。
ニューヨークを拠点とするマフィアはソニーレッドのグループとソニーブラックのグループとに分かれており、対立が激化していた。ソニーブラックのフロリダへの進出で衝突し、やがてドニーとレフティの運命が大きく変わってゆく。

ドニーが潜入捜査官だと分かっても「お前だから許せる」とレフティは言う。それほどドニーを信頼していたのだ。
レフティは責任をとって「死」を予感させるボスの呼び出しに応じてゆく。FBIとマフィアの男の友情を描きながら切ないラストシーンだった。