一部ではだいぶ話題になっていたけれども、納得のデキ。
最初は『Flow』を見ているのかと思ったよ。正直黒猫のマイムを集中して見る映画の体勢に入りかけていた。花澤香菜の声で喋り始めて良かった良かった。
脚本としてはかなりストレートな展開で、そんなに捻ったところはないと思うんだけれども、それをキャラクターと細部で補っているのは、やっぱり監督が脚本を務めているからだなあと思わされる。ホンとしてのエピソードではなくて、ちょっとした仕草や断片的なショットでキャラクターの変化を描かないと、この展開の説得力が出ないよなーと思うことが多々あった。次から次に出てくるキャラクターの、いちいち愛おしい性格描写も含めて、愛がないとできないよなーって感じ。
そしてまあ、バトル描写はさすがの一言。ってか、やっぱ中国は絵がウメーよなーと思わされることばかり。単純に物量が凄いだけじゃなくて、ちゃんと緩急つけた見せ方になってんだよなー。そりゃまあ、評判になるわけだよ。
あと、コレって結構中国の武侠とかそういう文化固有の概念がバックグラウンドにあるんだよねえ。色々設定がしち面倒くさいところがあると思うんだけれども、映像を見ているとなんとなく理解できる感じになっていてそれもすげーなーと。にしても那多っておいしいポジションで出てくるなー。あのキャラ付けは本当においしすぎるよなあ。